海外発送の送料を安くしたい時におさえておきたい3つのコツ

日本から海外へ発送すると、送料がたくさんかかりますよね。国境を越えて、荷物を発送するので仕方ないとは思いますが、出来れば送料を安く抑えたい所です。今回は、海外に荷物を発送する時に、少しでも送料を安くするコツを紹介します。それではどうぞ！

SAL便を使用する

もし受け取り側から、早く到着するよう指定されていないのであれば、EMSで発送するよりもSAL便での発送をオススメします。

EMSとは？

EMSとは国内から海外に発送できる手段で、最も早く到着する発送方法です。届け先の国もよりますが、2-5日位で届けることができます。
しかも、標準で追跡番号が付与されるので配送中の荷物ロストを防ぐことができます。デメリットは、送料がめちゃくちゃ高いこと。2kgの荷物をアメリカに発送したとして、4000円かかります。

SAL便とは？

一方SAL便とはEMSの廉価版のようなもので、配送に約2週間ほど時間がかかりますが、料金が安いです。どの位安いかというと、2kgの荷物をアメリカに発送したとして、たったの1680円となります。
注意してほしいのが、追跡番号が標準で付与されないこと。これに追加で410円支払うと追跡番号を付与することができます。

海外は驚く位、荷物を雑に扱うので荷物が破損したりロストしたりするのは日常茶飯事です。なので、追跡番号は必須だと思います。それだけ日本の配送システムが優秀なんですね。

郵便局によっては、SAL便でお願いしますと言っても『？？？』みたいな顔をされる時があります。あまり利用しない人がいるので、郵便局員も時々知らないという・・

その時は『エコノミー航空便の小型包装物(通称：SAL便)でお願いします。』と言いましょう。郵便局員が間違えて、航空便とか選ぶと高い送料を請求されるので、下記にSAL便の料金表を掲載します。参考までにどうぞ。

※これに+410円で追跡番号を付けれます

※SAL便は2kgまでしか発送できません

参考：日本郵便ホームページ

切手を使用する

発送をする時に現金で支払っていませんか？もし海外発送の頻度がそんなになければ現金での支払いでも問題ありませんが、たくさん発送する機会がある人は切手払いに切り替えてみて下さい。
そして、その切手を金券ショップで準備することで割安で発送することができます。
お店にもよりますが92%の割引率で切手を購入した場合、1万円の送料が9200円となり800円も得をします。

トータルで海外発送に10万円の送料を支払った人は、8000円も安くなります。家族が海外留学をしていて定期的に荷物を送る、仕事の都合で海外に荷物を発送するという人はぜひ切手払いを選択してみて下さい。
窓口で、切手払いでお願いしますと言えば対応してくれます。

まとめて発送する

海外に荷物を送る時は、1個口で送るよりも10個口以上で送った方がお得です。10個口以上で送ると、送料の割引を受けることができます。
割引率は以下の通りです。

10個以上の発送で10%割引

50個以上の発送で20%割引

基本的に一つの段ボールにまとめて発送した方が安くつきますが、複数の住所に送る必要がある人はぜひこのまとめ割引を活用して下さい。

実際の送料と比較してみる

では実際に、上記の方法を利用したと仮定して、料金のシミュレーションを行ってみます。※SAL便は追跡番号を付ける

例）2kgの荷物10個をアメリカに届けた場合

EMS:4000円×10個＝40000円

SAL便の発送では、切手を92%の割引率で購入+まとめ割引10%分適用と仮定

SAL:(1680円+410円)×10個×0.92＝19228円　これに10%割引を適用すると・・およそ17300円となります。

何も知らずにEMSで送った場合に比べて22700円ほど割安で送ることが可能です。

まとめ

いかがでしたでしょうか。10個以上の荷物を発送する機会はあまりないと思いますが、仕事でよく利用する人は、この方法に変えるだけでかなりの送料を削減することが出来ます。ぜひ参考にしてみて下さい。