太平洋戦争中の実際にあった戦い「ペリリュー の戦い」をベースに描いた戦争マンガ。
二頭身のキャラで可愛い感じですが、内容はガチの戦争マンガ。
この可愛い絵柄で戦争の悲惨さを伝えれるのは逆にすごい・・・
今回は太平洋戦争を舞台にしたマンガ「ペリリュー 楽園のゲルニカ」を初回します。それではどうぞ!
ペリリュー 楽園のゲルニカのあらすじ
時は太平洋戦争真っ只中の1944年。
現在のパラオ共和国であるペリリュー島で日米合わせて5万人が死闘を繰り広げた戦いがありました。
そのペリリュー島にて、今まさにアメリカ軍と対決しようとする日本軍の一般兵、田丸の視点で描かれた戦争マンガです。
主人公、田丸について
物語は日本兵、田丸の視点で進んでいきますが彼は趣味でマンガを描いており任務中もこっそりその日あった出来事をマンガにしています。
その才能を買われて?日本軍の記録係りに抜擢されます。
感性豊かな彼の視点はパラオの豊かな自然を美しいと思う一方で、戦争の残酷さや恐怖を克明に伝えてくれます。
あるシーンで、田丸の眼前でたまたま米兵が倒れてトドメを刺すかどうか迷うシーンがあるのですが、米兵が「ママ・・・」とつぶやくシーンがあります。
それまで眼前の敵を倒すことだけに集中していましたが、その言葉を聞いてふと我に返るシーンなんかは妙にゾクリと来るものがあります。
二頭身キャラで精密に描かれていないけど
戦争マンガってリアルに描かれていることが多いと思いますが、ペリリューは一見二頭身キャラであまり残酷はなさそうな感じがしていました。
でも、読み始めるとその考えは甘かったことに気づきます。
確かに絵柄的にグロい描写とかはないのですが、田丸含む人物の心理描写などで戦争の悲惨さがビシバシ伝わってきます。
当たり前ですが、どんなに見せ方をライトにしても戦争って悲惨なんだな・・・と感じさせてくれる稀有なマンガ。
戦争を知らない世代こそ色々考えさせられるのでは?
筆者を始め現代の人は戦争を知らない世代ばかりだと思います。
そういう人にこそペリリューを読んで、戦争を知るキッカケにするのも良いと思います。
ちょうど終戦記念日の夏に戦争関連の特番が組まれたり映画が放映されますが、ペリリューおすすめですよ。
日本軍はアメリカに徹底抗戦をして、一矢報いるわけですが部隊はほぼ全滅状態。
戦争は本当に繰り返したくないって思うし、ペリリュー読んで戦争やろうぜてっていう人は絶対ないと思う。
それほど、戦争の悲惨さが伝わるマンガです。
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