ヤングジャンプで絶賛連載中の漫画「キングダム」
その中でも独特な人柄と存在感でストーリーを盛り上げた武将の麃公 (ひょうこう)将軍。
今回はこの麃公 (ひょうこう)将軍について詳しく掘り下げていきます。
ネタバレも含みますが、実際に麃公 (ひょうこう)将軍が史実に登場していた実在の武将かどうかも検証します。それではどうぞ!
キングダムの麃公 (ひょうこう)将軍とは?
麃公 (ひょうこう)とはキングダムに登場する秦の将軍です。
派手な戦い方で知られ、タイプを分類すると「本能型」の武将と言われています。
ちなみに麃公 (ひょうこう)将軍自身は信のことも本能型の武将として認識しており、その活躍には一目置いていました。
何気に信のデビュー線も麃公 (ひょうこう)将軍が率いる軍の中でしたからね。
この時は信と麃公 (ひょうこう)将軍の絡みはあまりないのですが、その後の戦で夜営地でお酒を酌み交わすなど親睦を深めました。
ちなみに麃公 (ひょうこう)将軍は大のお酒好きであの王騎も付き合わされて二日酔いになったとかならなかったとか・・・
王騎を強制的にお酒に誘えるくらいの人物のようで、将軍としての経歴は長いです。
以前、信になぜ実力があるのに六大将軍になるのか?と質問されたことがあるくらい、実力的には六大将軍クラスの武将です。
しかし、ホウケンに敗れる
キャラ立ちがよくて好きなキャラの1人でしたが、すでにキングダム上では退場しています。
合従軍戦で複数の国が攻め入った時に、秦国は善戦していました。
国門である函谷関を総出で死守していたのですが、敵の総大将を討ち取ったりしてかなり幸先の良い戦いだったのですが早くから李牧が次の手を打っていました。
函谷関で戦っている最中にすでに兵を少しずつ切り離し、裏をかいて王都に向けて進軍を開始していたのですね。
これに気づいたのが麃公 (ひょうこう)将軍と飛信隊。
すぐに李牧軍のあとを追い、王都への進軍を阻止します。しかし、この時に李牧の他にホウケンも帯同していました。
そして、ホウケンとの一騎打ちの末に麃公 (ひょうこう)将軍は敗れてしまいます。
この時に麃公 (ひょうこう)将軍は信に「火を絶やすな」という言葉と盾を送りこの世を去ります。
この後はキングダムの中でもかなり盛り上がる蔡の戦いに突入します。
結果的には蔡の住人たちの尽力と、山の民の助太刀があり李牧軍を撃退することに成功します。
ちなみにこの戦いの最後で信は龐煖(ほうけん)と一騎打ちをして見事撃退をします。(倒したわけではなく、ホウケンに一太刀浴びせて、時間切れによる両者引き分け)
麃公 (ひょうこう)将軍は実在した人物か?
では次にキングダムの麃公 (ひょうこう)将軍が実在した人物かを検証していきます。
結論から言うと麃公 (ひょうこう)将軍は実在した武将です。
史実では紀元前246年に嬴政によって3人の将軍が任命されたと記述があります。
- 王騎
- 蒙驁(もうごう)
- 麃公 (ひょうこう)
この3人ですね。史実では麃公 (ひょうこう)将軍は韓を攻めて3万の兵を葬ったと記述があります。
以上です笑
実は史実では麃公 (ひょうこう)将軍の活躍や記載はこれだけです。
王騎や蒙驁(もうごう)は死亡の記述がありますが、麃公 (ひょうこう)将軍に関する死亡の記述はありません。
その後、韓は秦に和睦を申し入れて滅亡を先送りにするのですが、この時の韓を抑える武力として周辺に麃公 (ひょうこう)将軍が配置されたかもしれません。
いずれにしろ、史実では活躍の記載はあれど死亡の記載はないので、キングダムで龐煖(ほうけん)との一騎打ちの末、命を落とすのは原先生がオリジナルで書き下ろした内容ですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回、キングダムの麃公 (ひょうこう)将軍について紹介しました。
すでにキングダムからは退場してしまった将軍ですが、その部下たちは麃公 (ひょうこう)兵として飛信隊に加わり戦果を挙げていますね。
飛信隊の描写でよく登場する我呂ももともとは麃公 (ひょうこう)兵の1人です。
度々、登場する我呂も元は麃公 (ひょうこう)将軍の所の兵隊でした。
キングダムの前半で多数、登場する武将なので麃公 (ひょうこう)将軍の登場シーンを読み返したい人はキングダムの前半を読んでみてください。
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