ヤングジャンプで連載中の漫画「キングダム」

作中に登場する山の民の女王、楊端和(ようたんわ)についてのまとめです。史実に登場した人物なのか?という点や作中での彼女のポジションについて紹介します。

 

キングダムの楊端和(ようたんわ)とは?

キングダムの楊端和(ようたんわ)とは、山の民を治める女王です。

漫画版のキングダムでは初期の頃から登場するキャラですが、それ以降もストーリーの大事な部分で登場します。

 

最初の登場は政が弟の成蟜(せいきょう)の反乱を鎮めるために山の民の助力の申し出をしたところから。映画版キングダムもちょうど、この頃を描いていますね。

 

政が山の民に助力を申し出るのには伏線があり、実は山の民と秦国はその昔、交流がありました。

ボッコウという王様が山の民・平地の人間分け隔てなく暮らそうという考えの持ち主だったからですね。

それまで、中華の人間は山の民=野蛮な民ということで差別をしていました。

 

ある日、秦軍の馬が山の民に襲われて食べられるという事件が起こるのですが、ボッコウはこれを笑い飛ばし追加の馬と酒を用意したという逸話があります。

 

これにいたく感激した山の民は秦との交流を開始。秦国が他国に攻め込まれてピンチになった時に援軍を送るということもやっています。これが後にいわれる馬酒兵(ましゅへい)の由来になっています。

 

話しは戻って政が山の民に援助を申し出を行った時。ボッコウ亡き後は秦国との交流は絶たれ、山の民は平地との友愛は一時の夢であったことを悟ります。ボッコウがいなくなると、また山の民に対する差別が再開されたわけです。

 

ここで政はまた昔のように交流を復活させようと単身、山の民を説得に向かいます。

この時に政と対峙したのが山の民の女王、楊端和(ようたんわ)です。

最初は山の民は政と付いてきていた・テンを処刑しようとしますが政と信の言葉に動かされ盟を結ぶことを決心します。

 

映画版キングダムでは長澤まさみさんが熱演

漫画版でも強い存在感を示す楊端和(ようたんわ)ですが、映画版ではなんと長澤まさみさんが熱演しています。ナイスキャスト。

アクションシーンも美しい・・・

興行成績によると思いますが、このままキングダムの続編が続くのであればまた長澤まさみさんが熱演する楊端和(ようたんわ)が観れそうです。

 

楊端和(ようたんわ)の実力とは?

山の民に関しては謎な部分が多く、野性的で屈強な戦士で構成されているといのが印象的です。

その中にあって女王という立場で、この荒くれ者たちを束ねているからには実力も相当なものではないでしょうか。

過去にはあのバジオウとも一騎打ちをしたそうで、その時にはバジオウを瞬殺し配下に加えたという描写があります。

キングダム初期の頃には楊端和(ようたんわ)が実際に戦闘をするシーンは非常に少ないのですが、中盤あたりから登場回数も増え戦闘シーンが増えます。

 

楊端和(ようたんわ)は実在した人物か?

これに対する答えはイエスですが、少し内容が異なります。

キングダムでは楊端和(ようたんわ)は美しい女性として描かれていますが、史実ではです。

 

そして、史実での記述はあまり多くありません。下記に史実に記された楊端和(ようたんわ)の活躍を紹介します。

紀元前238年(始皇9年)、魏の衍氏を攻めた。
紀元前236年(始皇11年)、王翦・桓齮とともに趙の鄴を攻めた。
紀元前229年(始皇18年)、河内の兵を率いて趙の首都である邯鄲を囲む。翌年、王翦と羌瘣が趙を平定した。

引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/楊端和

 

死亡に関する記述はありません。注目すべきは紀元前236年の王翦と桓齮と一緒に趙を攻めたという記述。

これはキングダムでも趙への侵攻をするストーリーと同じ描写になります。ちなみに総大将には王翦が就いています。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回、キングダムの楊端和について言及しました。

史実に登場する人物ですが、史実とキングダムで描かれている人物は若干違いますね。

 

キングダムではストーリーが進むにつれ山の民の登場回数が増えてくるので、続きが気になります。

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