キングダムの最強の敵キャラと言えば、軍師でいうと李牧。
そして、武将で言うと龐煖(ほうけん)です。この龐煖(ほうけん)なる武将は割と初期の頃から登場し、数々の秦国の将軍を葬ってきました。
この龐煖(ほうけん)は実際に史実に登場した人物なのか?
また、龐煖(ほうけん)の強さや今後の予想も交えて紹介していきます。ネタバレを多分に含む内容なので要注意。それではどうぞ!
キングダムの龐煖(ほうけん)とは
趙の三大天と呼ばれる武将の1人で、自らのことを武神と呼んでいます。
この三大天には李牧も名を連ねていますね。
で、この自らを武神と呼ぶ龐煖(ほうけん)ですが、武神とは簡単に言うと求道者。
己の強さを究めるために、山に籠りひたすら修行に明け暮れるというもの。
実は、この武神は龐煖(ほうけん)以外にもいるようですが、その中でも最強クラスの力を持っているのが龐煖(ほうけん)です。
その強さはシユウでもあるキョウカイを凌ぐほど。
キョウカイの技は短時間で爆発的な強さを生み出しますが、龐煖(ほうけん)のそれは長時間無敵状態が続くというものです。
過去に龐煖(ほうけん)VS キョウカイ・信で挑みましたが敗北しています。
龐煖(ほうけん)と王騎の過去
龐煖(ほうけん)を語る上で欠かせないのが、秦国の将軍・王騎との関係。
最初に秦と趙が戦いをはじめた時に、総大将に任命されるのは蒙武でした。
しかし、急遽王騎に変更。これは、相手側に龐煖(ほうけん)が出てくるという情報を掴んだため、王騎が出てくるという話になりました。
実は王騎はその昔、自分の将来の妻となる予定だった女性を龐煖(ほうけん)に殺されています。
その人物というのが六大将軍であったキョウという女性将軍。
実は彼女は先代の昭王の隠し子。わけあって王騎が引き取り、養女として育ててきましたが先代、昭王の戦の才能を色濃く受け継いでおり、戦場でその才能を開花させます。
100個の城を落とした時に、王騎の妻になると約束をしていましたが99個の城を落として明日は100個目の城という晩に龐煖(ほうけん)からの襲撃を受け命を落とします。
この時にかけつけた王騎の手によって龐煖(ほうけん)は返り討ちにあうのですが、この時に生き延びており今回の戦いで王騎と龐煖(ほうけん)は対峙することに。
龐煖(ほうけん)と王騎の勝負の行方
こうして過去のリベンジマッチを繰り広げるようになった2人ですが、最終的には龐煖(ほうけん)の勝利に終わります。
この勝負に関しては色々と意見もありますが、龐煖(ほうけん)との戦いで王騎は優位に戦いをすすめていました。
しかし、李牧の策略やギカと呼ばれる弓将が背後から放った矢を受けたりと、よくないことが続き結局は龐煖(ほうけん)の致命傷を受けることに。
この後に、王騎軍の指揮は副将の騰に。王騎の矛は信に受け継がれています。
龐煖(ほうけん)は実在した人物か?
これについての回答はイエス。
史実で、龐煖(ほうけん)という武将は趙に存在していました。
しかし、実態はキングダムの龐煖(ほうけん)とはかなり異なる人物。
まず、史実の龐煖(ほうけん)は山ごもりをして「我、武神なり」などという人物ではありませんw
史実の龐煖(ほうけん)は文武に優れた人物として紹介されています。
哲学などに造詣があり、そこから大将軍に転じたという異色の経歴の持ち主。
最初は哲学者あがりの将軍となめられていたそうですが、燕の劇辛将軍を討つなど大物食いをした後に着実に武功を重ねていきます。
漫画の方でも劇辛将軍は龐煖(ほうけん)によって倒されていますね。
そして、史実ではあの王翦も龐煖(ほうけん)との戦いは避けたそうな。
机上の空論で終わることのない、理にかなった戦略論を備えていたということでしょうか。
キングダムの龐煖(ほうけん)の最後を予想
キングダムは概ね史実通りに進んで行く漫画ですが、史実と照らし合わせて漫画キングダムの龐煖(ほうけん)の最後を予想してみます。
2017年10月現在、趙と秦は大規模な戦いを繰り広げているのですが、この戦いでもしかすると龐煖(ほうけん)はリタイヤするかもしれません。
史実ではこの戦い以降の龐煖(ほうけん)に関する記述が一切なくなります。
つまり、キングダムのストーリーが史実通りに展開していくことを考えるとこれ以降に龐煖(ほうけん)を出現させるのは少し難しいということになります。
そして、この戦いで出兵する時に信は王騎の矛をわざわざ調達しています。
自分には大きすぎてまだ使えないという理由で政に預けていたのですが、今回の戦でわざわざ届けさせています。
こうした伏線というか描写があるのを見ると、今回の戦のいつかのタイミングで信が龐煖(ほうけん)を倒す時が来るのかなと思うわけです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回、キングダムの龐煖(ほうけん)について紹介しました。
うーん、これからどうなるんでしょうかねぇ。
王騎との戦いは龐煖(ほうけん)が勝ちましたが、そこから信との戦いに向けての布石が張られているような気がします。これからの展開が気になりますね。
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