グラメ

官邸料理人。それは首相官邸お付きの料理人として、来賓者へ料理を振る舞う重要な仕事。

その大役を任されたのは若干25歳の一木くるみ。彼女はその卓越したセンスと料理の腕前で官邸料理人としての存在感を放っていきます。

料理漫画好きにオススメしたい漫画『グラメ』を紹介します。それではどうぞ!

 

グラメのあらすじ

ある日首相官邸に不審な侵入者が。追い詰められたその犯人は何やら大きなカバンを抱えた若い女性。

警備員が荷物を改めると中からはたくさんの包丁が・・・

すぐに取り押さえられますが彼女はここの首相官邸に呼び出された料理人でした。

彼女の名前は一木くるみ。調理師学校を卒業後、有名シェフである大沢シェフに師事したあと単身ワシントンの日本大使館のお付きの料理人として働いていました。

 

彼女が首相官邸に呼び出されたのは、あることを依頼されるために呼び出されました。

その内容というのは彼女に首相官邸専属の料理人となるための依頼。

実は一木くるみの師匠である大沢シェフに白羽の矢が立っていたのですが、大沢シェフ本人から一木くるみへの推薦があり招聘されたわけです。

 

新しく首相に就任した阿藤一郎首相。彼は政治上で『食』が重要な役割を担うと考え、吉田茂元首相以来の官邸料理人を復活させることにしたのです。

ギクシャクした交渉の場でも料理1つで雰囲気を和ませ交渉をスムーズに進ませることができる。

こう考えた首相は60年ぶりに官邸料理人を復活させるべく水面下で優秀な人材にオファーをしていました。

 

このオファーに対して最初は戸惑いを見せるくるみですが、やりがいのある仕事だと思いこの仕事を引き受けることにします。

さっそくの初仕事は元首相である梶原との会食。梶原は後輩である阿藤首相に檄を飛ばしに訪問してきたのでした。

ここの所の阿藤陣営のトーンダウンを見越しての訪問でしたが、くるみが出した一皿は冷めたリゾット。

この料理に対し梶原は冷めた料理を出すとは自虐のつもりか!と詰め寄りますが、ここからくるみが熱々の石を投入し冷めたリゾットから熱々のリゾットに料理を変身させます。

 

この意を汲んだ阿藤首相は「改革の熱は決して冷めたわけではなく情熱は引き続き燃えたぎっている」と応酬します。

この返しに対し場は一気に和み、会食は成功を収めます。

かくして数々の国内の要人や海外の要人との会食を成功へと導く料理人の活躍を描いた料理漫画です。

 

グラメの登場人物

一木くるみ

グラメの主人公でもあり、大沢シェフを師匠に持つ若き料理人。卓越したセンスと料理にメッセージを込めることを得意としており、難しい会食も彼女の機転で何度も成功に導く。

 

阿藤首相

新しく首相に就任した日本の総理大臣。交渉の場をさらに円滑に進めるため独自に官邸料理人復活を主導した人物。

実は娘がいて、その娘も官邸料理人に乱入してくる。

 

古賀征二

首相付きの秘書官でくるみの上司にあたる人物。食材、料理、はてはワインと『食』に関する知識は誰よりも深い。鬼のように厳しい人物だが優しい一面も見せる。でも基本的には鬼。

 

田村友和

官邸職員でくるみの世話役にあたる人物。基本的にくるみに振り回されるが良き理解者。

 

まとめ

今回、官邸料理の活躍を描いた料理漫画『グラメ』を紹介しました。

料理好きにはもちろん政治の裏側も描かれており面白い漫画です。まだ読んだことがない人はぜひ読んでみてください。

剛力彩芽さん主演でドラマ化されたこともあり、オススメですよ。

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