新宿スワンでお馴染みの和久井健(わくいたける)先生。

最近、新宿スワンや和久井先生の作品を読む機会があり、改めて読むとやっぱり面白いなぁと思った次第です。

かなり以前から好きな漫画家の1人ですが、良い機会なので和久井健先生が今まで発表した作品をまとめてみました。

最新作の「東京卍リベンジャーズ」も紹介するぞ!それではどうぞ!

 

和久井健先生について

作品を紹介する前に和久井先生について少し紹介を。

2004年にヤングマガジンの新人賞で「新宿ホスト」という漫画が佳作を受賞します。

そして、翌年の2005年にあの「新宿スワン」を発表。

新宿ホスト→新宿スワンと作品の構想を練り直して発表された新宿スワンはその後、映画化もされたりその人気は知っている人も多いと思います。

 

当時、新宿スワンは週刊ヤングマガジンに連載されていましたが、かなり波に乗っている感じはありました。

間違いなくヤングマガジンの看板作品だったと思います。

 

そもそも、最初の作品も新宿スワンも新宿を舞台とした裏の顔を掘り下げていますが、それもそのはずで和久井先生自身が新宿で働いていた元スカウトマン。

 

その時の体験(2000年頃)を基に発表された作品が新宿スワンというわけですね。

実体験を基に描かれているのでリアリティーがあるというか、普段のぞけないようなアングラな世界をのぞいている感じができたのも新宿スワンがヒットした理由だと思います。

 

それではここから、和久井先生が今までに発表した作品を時系列順で紹介していきます。

 

新宿スワン

新宿スワン(1) (ヤングマガジンコミックス)

誰しもが知る作品で綾野剛さん主演で映画化もされた作品。

最新作は横浜最大のスカウト会社ウィザードのタキとの戦いを描いた内容ですね。

 

2005年から連載が開始され、完結したのが2013年!

実に8年近くもの連載をしていたんですね・・・

 

主人公の白鳥龍彦がスカウトマンとして成長していく姿と、白鳥が慕う上司の真虎の個人的な復讐が描かれた内容です。

けっこう最後の方はどんでん返しになるので、まだ読んだことがない人は一気に読んでみてほしい。

【ネタバレ】新宿スワンの全38巻と結末を5分で振り返ってみる

 

セキセイインコ

セキセイインコ(1) (ヤングマガジンコミックス)


新宿スワンが完結してしばらく経った頃に、発表された和久井先生の次作。

これは新宿スワンとは全く違ったジャンルの漫画でした。

連載が開始された時に、和久井先生は新境地を開くのかなと思いました。

 

セキセイインコの内容は金田七(かねだなな)と呼ばれる青年が通う高校である日殺人事件が起きます。

実はこの事件には金田本人も関わっており、彼は自分の記憶を求めて学校を飛び出します。

 

彼にはメモリーと呼ばれるスタンドみたいな背後霊みたいな存在がいて、どうやらメモリーは金田自身も自覚していない秘密の記憶を持っているようで・・・

で、その金田の記憶は世界を揺るがすほどの破壊力を持っているらしく悪い組織に狙われるというお話し。超能力バトルの要素もあります。

 

和久井先生の作風に合わなかったのか割と早くセキセイインコは完結しました。

5巻で完結したところを見ると、あまり反応が良くなかったのか?筆者は世界観とか好きでしたけどね。

参照:ヤングマガジン公式サイト | セキセインコ

 

デザートイーグル

デザートイーグル(1) (週刊少年マガジンコミックス)


デザートイーグルが完結した2015年と同じ年に発表されたのがデザートイーグルという作品。

セキセイインコでは超能力バトルと作風が変わりましたが、ここで和久井先生の作風は戻ります。

 

舞台は新宿スワンと同じ新宿で、主人公は高校1年生の鷲尾一期(わしおいちご)という青年。

そして、同年代の高見沢林檎という青年との友情を描いた漫画。

悪い組織のトップと面識のある一期と母親の復讐に燃える林檎と、新宿スワンのような展開で面白かったです。

 

余談ですけど、新宿スワン=白鳥 デザートイーグル=鷲尾と主人公の名前に鳥類の漢字が入っているのは、和久井先生のこだわり?

セキセイインコは主人公の名前は金田七でしたが、タイトルがセキセイインコですもんね。

新宿スワン・和久井健先生の最新作『デザートイーグル』が楽しみ

 

和久井先生の最新作:東京卍リベンジャーズ

デザートイーグルも完結し、2017年に発表された作品は「東京卍リベンジャーズ」

主人公の花垣武道は人生唯一の彼女が暴走族の抗争に巻き込まれて死亡しことを知ります。

そのショックで電車に轢かれかけた彼はそのまま12年前にタイムスリップし、そこから彼女を助けるために暴走族の頂点を目指すという設定の漫画。

アングラ×暴力のまさに和久井ワールド全開の漫画です。2017年3月から連載が開始した作品なので、今後どういった展開になっていくのか楽しみ。

和久井ファンなら要チェックの作品ですね。

参照:マガメガ公式サイト | 東京卍リベンジャーズ

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回、新宿スワン作者の和久井健先生の作品を紹介しました。

新宿スワンがやっぱりダントツで長かったですね。

 

コンスタントに作品を発表しているので、今回の作品も気になります。

新宿スワン以外、読んだことがない方は他の漫画もおすすめなのでぜひ読んでみてください。

【24作品】裏社会、アングラ漫画のおすすめ。血湧き肉躍る漫画はこれ

オススメ漫画アプリは?

よく『オススメの漫画アプリは?』と聞かれるのですが、オススメは『マンガBANG』という漫画アプリです。
無料配信されている作品が多くあり「アカギ」や「僕は麻里の中」など10000冊のマンガが無料で読めます。オススメ!
⇒マンガBANGを無料でインストール

 

あなたにオススメ