普段、漫画を読んでいると1巻でそっと閉じる漫画や時間を忘れて読むことに没頭する漫画などいろいろあると思います。
筆者の完全な主観ですけど、あまりに面白くて一気読みしたのはRelife以来。
この『おやすみプンプン』という漫画は、なぜか主人公の名前がプンプン。そして姿もなぜかヒヨコの殴り描きのような姿。
内容も、登場人物によっては何言っているか分からないので最初『ふざけているのかな?』と思ってしまいました。しかし、読んでみると面白い。平凡な青年・プンプンを描いた漫画ですが、初恋・失恋・家族との別れなどまさに思春期真っ只中の話しでガツンと来るものがあります。
今回はプンプンと呼ばれる、ある青年の小学校時代から20歳になるまでを描いた漫画『おやすみプンプン』を紹介します。それではどうぞ!
おやすみプンプンのあらすじ
とある平凡な街に住む、とある青年プンプンの物語。
彼は、ある日学校に越してきた田中愛子という少女に一目惚れをします。そして、彼女と親しくなるためにアプローチを仕掛けるのですが、彼女もプンプンに好意を抱いており両思いのような関係になります。
ある日、自宅に宗教勧誘の中年女性が押しかけて身内と口論になるのですが、その中年女性の傍にいたのは田中愛子でした。
田中愛子の母親は宗教に傾倒しており、自身の子供に対しても暴力を振るっています。
そして、プンプン自身の家庭も母親と父親がうまくいっておらず、父親はのちに事件を起こし逮捕されたりもします。
多感な時期に様々なことが起こりますが、小学校→中学校→高校→大学と成長していくプンプンを描いた漫画です。
多分、今年一番ハマった
『おやすみプンプン』の作者は浅野いにお先生と呼ばれる方で他の作品に映画化もした『ソラニン』という作品もあります。
『おやすみプンプン』は漫画というより、純文学のような作品です。ある平凡な青年の半生を描いた作品なのですが、なんとも言えない魅力があります。
最初、読み始めた時に登場人物のわけの分からないセリフもあったりして、そっち系の漫画か・・・と思って読むの止めようとしたのですが、気づいたら最終巻まで一気読みしていました。
プンプンが成長していく中で、様々な人と出会ったりするのですがどの登場人物も一癖もあり二癖もあり愛着が湧いてきます。
まとめ
いかがでしたでしょうか、ある青年の半生を描いた純文学的な漫画『おやすみプンプン』
この作品って2008年〜2013年に連載された作品なんですね。なんで今まで読まなかったんだろうと後悔する一方、2015年の最後に出会えて良かったとも思える作品でした。
まだ読んだことがない人はぜひ読んでみてください。
で、このおやすみプンプンですが完結している作品でもあります。
一巻を読んだ時にはこの結末というか、展開は予想できなかった・・・
興味がある人はこちらもどうぞ。
【おやすみプンプン ネタバレ】おやすみプンプンの最終話を振り返ってみる
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