『森』と呼ばれる街で食堂を営む母子の前に現れた、青年『よるくも』。彼は文字書きや計算が出来ない青年ですが、食堂の看板娘であるキヨコは彼に惹かれていきます。

 

しかし、純真な青年・よるくもの正体はある人物の命令によって動く殺し屋だったのです。今回は、純真な殺し屋の青年と少女の出会いを描いた漫画『よるくも』を紹介します。それではどうぞ!

 

よるくものあらすじ

『よるくも』はとある世界を舞台に描かれた漫画です。この世界は上・中・下の世界に分かれており、富裕層が生活する【街】と貧しいものが生活する【畑】、そして畑よりもさらに底辺の生活を強いられる【森】に別れています。

 

厳しい階級制度が敷かれており、畑の人間は一生、畑で森に住む人間も森を出ることはできません。【畑】で食堂を営む看板娘のキヨコは常連客・中田の紹介で『よるくも』の食事の面倒を見ることになります。

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よるくもは【森】に捨てられた子供で、感情を持たず教育を受けないまま育った青年で中田に殺人マシーンとして育てられます。

外の世界に触れさせる体験をするために【畑】に出てきたよるくもですが、そこで出会ったキヨコとの触れ合いにお互い心境の変化が出てきます。

 

圧倒的ダークな世界観、読者は森に迷い込む感覚

漫画『よるくも』は、【街】【畑】【森】の3つの世界を舞台にしています。メインは【畑】【森】の世界で話しは展開していくのですが、その独特な世界観に惹き込まれる不思議な感覚に陥ります。

 

よるくもの育ての親である中田は、ある人物からの指令でよるくもに殺人を依頼するのですが日常的に人が死んでいく光景が淡々と描写されているのも怖いです。

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よるくもとキヨコの今後

不思議な青年、よるくもと出会ったことでキヨコの中で恋愛のような母性のような感情が芽生えていくのですが、よるくももまた彼女と出会うことで少しずつ変わってきます。

殺人マシーンと少女の出会いを描いた点が、ジェットリー主演の『ダニー・ザ・ドッグ』に似ていますが、映画同様この漫画も面白いです。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。純真な殺し屋の青年と少女の出会いを描いた漫画『よるくも』。この独特な世界観は漫画上の設定ですが、現実でもカースト制度のような形で起こりえた状況なのかと考えるとまた違った視点で漫画を楽しめると思います。

 

その独特な世界観とストーリーに続きが気になる作品でもあります。まだ読んだことがない人はぜひ読んでみて下さい。

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