小さな島に住む住人が、知らない間にロボットと入れ替わっていくホラー漫画『鉄民』の作者である、菅原敬太先生による作品『走馬灯株式会社』が面白いです。
鉄民とはまた違った設定で、読み手をグイグイ惹きつけます。今回はあなたも迷い込むかもしれない『走馬灯株式会社』を紹介します。それではどうぞ!
走馬灯株式会社のあらすじ
人は死ぬ瞬間に今までの人生を一瞬で振り返ることがあると言います。いわゆる走馬灯というやつです。今回、紹介する漫画『走馬灯株式会社』は、自分視点で記録された人生を走馬灯を見るかのように視聴できます。
物語は、オムニバス形式で進められていきます。第一話は、ある40代の男性が走馬灯株式会社に迷い込みます。
この男性は、1年前に娘を事故で亡くしそのまた1年後に妻を亡くすという失意のどん底にいる男性でした。
ある日、家族との思い出に浸るため旅行をしていると、走馬灯株式会社と看板のある施設に迷い込みます。
その会社のスタッフは、あなたの一生分の人生を振り返ることができますと案内してきます。新手の宗教と怪しみますが、特にあてはないので渡されたDVDを視聴することに。
しかし、映像がスタートするとその考えは一変します。自身が生まれた瞬間からの映像が本人目線で全て録画されているのでした。
振り返りたくない過去も収録されている
人には誰しも振り返りたくない過去ってあるじゃないですか。中二病くらいの黒歴史なら笑って済ませれますが、人を傷つけてしまったことや、大切な人が亡くなった瞬間とか・・
そういったものも走馬灯株式会社のDVDには収録されています。第一話で登場する男性も、最初は過去を懐かしんでいたのですが、映像が最近のものになってくるにつれ苦悩します。
最愛の娘と妻を亡くした瞬間をもう一度映像として見せ付けられるわけです。しかも、2人が死んだ原因には不倫相手との因果関係があることを知り愕然とします。
まとめ
いかがでしたでしょうか。一生分の人生を振り返ることができる不思議な会社をテーマにした『走馬灯株式会社』 オムニバス形式で会社に迷い込んだ人達の話しで、展開されます。
すでに完結している漫画で、全巻あわせて10巻となります。物語の後半では、走馬灯株式会社自体の話しも出てきたりするので、より面白いストーリー展開が待っています。
鉄民とは全く異なるストーリーですが、読み手をぐいぐい惹き付けるストーリー展開は流石としか言いようがありません。オススメの漫画ですので、まだ読んだことがない人はぜひ読んでみて下さい。
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