あずみきし先生が描く、死んだ者達が行き着く場所を舞台にした漫画『死役所』が面白いです。市役所ではなく、『死役所』

ここでは命を落とした者達が天国に行くか地獄に行くかを手続きするあの世の市役所です。

今回はあの世の市役所を舞台とした漫画『死役所』を紹介します。それではどうぞ!

死者が行き着く場所を題材とした漫画『死役所』が面白い

あらすじ

死者が行き着く先は、あの世の市役所と呼ばれる機関。ここでは、死因や理由を書類に記入し天国か地獄への手続きを済ませる機関です。

物語はオムニバス形式で進められ、毎回様々な事情を抱えた死者達が市役所を訪れます。

1話目に登場する人物は鹿野太一と呼ばれる男の子。彼はいじめを苦にマンションから飛び降り自殺をします。

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いじめが原因で自殺をしたわけですが、詳しい書類を書いていくうちに自殺した原因は母親の再婚相手ともうまく付き合うことが出来なかったのも原因の一つと考えるように・・・

しかし、書類を記入していると自分をいじめていた同級生が死役所を訪れます。彼は他殺が原因で死亡していました。そしてその原因は、自殺に激高した義父が車で轢いたことにありました。

太一はその時に、義父から愛されていたと改めて実感します。このように毎回様々な死者がこの死役所を訪れます。そして、その死役所を担当する職員もまた複雑な事情を抱えています。

それは、死役所の職員資格は生前に死刑を受けたことがある人物に限られるからです。毎回、死者を案内する職員のシ村も複雑な事情を抱えています。

 

こんな人好きかも

死をテーマとした漫画だけあって若干グロめですが、ストーリーで魅せる漫画です。オムニバス形式の漫画OKで、人間ドラマが好きな人は気に入る一冊だと思います。

いじめによる自殺や、無差別殺人、虐待死など現代の日本が抱える問題も取り上げられており読むたびに色々考えさせられる作品でもあります。

『死役所』はあずみきし先生の処女作だそうですが、1作目にも関わらず面白いです。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか、あの世の市役所を舞台とした漫画『死役所』

全4巻とボリュームは少ない漫画なので、サクッと読めます。しかも面白い。おすすめの漫画なのでまだ読んだことがない人はこの機会に読んでみてはいかがでしょうか。

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