2015月3月17日、グーグルのウェブマスター向け公式ブログでガイドラインの変更が発表されました。内容はサイト自体が価値を持たないアンテナサイトに関する順位変更を通達するものです。
今後、アンテナサイトは検索結果の圏外に飛ばされる可能性があります。今回は最近変更されたGoogleの検索結果の変更について紹介したいと思います。それではどうぞ!
Googleが検索結果のガイドラインを変更。アンテナサイトが駆逐される可能性大
2015年3月17日付けで更新されたグーグルのウェブマスター向け公式ブログでは、誘導ページの検索結果を調整するというものです。
以下、原文ママ
Google のサーチ クオリティ チームは、ユーザーに対するウェブスパムの影響を最小限に抑える方法について継続的に取り組んでいます。誘導ページもその対象の 1 つです。
Google では従来より、検索エンジンのためだけに作成された誘導ページについて、ユーザーの検索体験の品質に悪影響を及ぼす可能性があるとの見解を持っています。
たとえば、検索結果に表示されるすべてのページが、検索ユーザーを同じサイトに誘導するものであった場合を考えてみてください。
ユーザーがある検索結果をクリックして閲覧し、その内容が目的に沿うものではなかったため検索結果ページに戻って次の結果をクリックしても、結局は最初に閲覧した目的に沿わなかったページと同じページに誘導されてしまい、ユーザーの利便性が大きく妨げられてしまいます。
Google では長い間、明確な独自の価値を提供していないにもかかわらず検索結果の上位に表示されることのみを目的とするサイトを目にしてきました。
このような誘導は、サイト内の複数のページを利用したり、多数のドメインを利用したり、またはそれらを組み合わせた形で行われています。Google ではユーザーに表示される検索結果の品質向上を目的として、より適切にこのような種類のページに対応するためのランキングの調整を近日中に開始します。
大規模かつ入念な誘導キャンペーンを実施しているサイトは今回の変更によって大きな影響を受ける可能性があります。
ウェブマスターの皆様に Google のガイドラインを十分にご理解いただけるよう、品質に関するガイドラインに誘導ページの明確な例を追加するとともに、その定義を更新しました。
誘導ページかどうかは、たとえば、以下のような項目に基づいて判断されます。
- 検索エンジン用に最適化することでサイト内の有用なコンテンツや関連性の高いコンテンツにユーザーを案内することを目的としているか。そうである場合、そのページがサイトのユーザー エクスペリエンスに不可欠か。
- ページのコンテンツが極めて具体的であるにもかかわらず、一般的なキーワードで検索結果の上位に表示されることを目的としていないか。
- 検索トラフィックを増やすことを目的に、そのページにサイト上の既存の項目(場所や商品など)をまとめたコンテンツを繰り返して掲載していないか。
- コンテンツや機能において独自の価値はなく、単にお金儲けのためにユーザーを別のページに誘導することのみを目的に作成されたページではないか。
- ページが「孤立」して存在していないか。サイト内の他の場所からそのページへの移動が困難または不可能ではないか。検索エンジンのためだけに、サイト内の他のページやサイトのネットワークからそのページへのリンクを作成していないか。
けっこう辛辣な言葉で書かれていますが、要約するとアクセス数だけを稼ぐだけの誘導ページは今後ペナルティ受けますよというものです。
誘導ページとはいわゆるアンテナサイトなどが該当し、サイト自体に情報が載っているわけではなくリンクがペタペタ張られているだけのサイトを指します。
当然、アンテナサイトからアクセスを稼いでいる2ちゃんまとめ系のブログも割を食らうのではないでしょうか。Googleも重い腰を上げたという所でしょうか。
他サイトからRSSを取得して、ただ単に貼り付けているだけのサイトは確実に駆逐されると思います。まだこれは実施したという報告でなく、今から実施しますよーというアナウンスでもあるのでこれから順位の修正が入ってくると思います。
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