2010年から週刊ヤングマガジンに連載され、つい先日2015年12月に完結したサスペンス漫画『モンタージュ』
昭和史上最大の未解決事件、『3億円強奪事件』を題材に描かれた漫画です。
2016年には福士蒼汰さん主演でドラマ化も決定しています。実際に読んでみるとなるほど面白い。サスペンス好きにはオススメしたい一冊です。
今回は3億円事件を題材としたサスペンス漫画『モンタージュ』を紹介します。それではどうぞ!
モンタージュのあらすじ
小学生の鳴海大和と小田切未来はある日学校の帰り道で、血のようなものを発見します。
血の跡を辿り路地裏に入ると、奥には怪我をした男性の姿が。あまりの衝撃にその場を立ち去ろうとする二人ですが、未来がヤマトと声をかけた時に、男があることに気づきます。
『鳴海鉄也の息子だな・・・?』
彼は絶命寸前でヤマトに伝えた言葉は、ヤマトの父親が昭和の未解決事件・3億円事件の犯人であることでした。
そして、周囲の人間を誰も信用するなと伝え息を引き取ります。
そして、後日父親である鳴海鉄也の水死体が発見されます。
ちなみに、3億円事件とは昭和43年に銀行の現金輸送車が白バイ警官に『この車には爆弾が仕込まれている』と言って停車させ、そのまま車ごと持ち去ったという事件です。(これ実際にあった話し)
犯人は見つからずそのまま時効を迎えた事件ですが、奪われた現金3億円は現在のレートで換算すると50億円にものぼります。
ニセ白バイ警官とやり取りをした行員の証言をもとに作成した『モンタージュ(似顔絵)』が、けっこう有名です。
早くに母親を亡くし、父親と二人暮しだったヤマトはこれで生涯孤独の身となりました。しかし、小田切夫妻の提案で引き取ってもらいます。
かくして高校生に成長した二人に、ある分岐点が訪れます。未来の父親と、ヤマトの父親は剣道の先輩・後輩の間柄でしたが娘の未来も剣道の道に進んでいました。
未来の父親が新しく防具を買う・買わないで揉めている時に、ヤマトから『良かったら父親の防具を使ってください』と提案を受けます。
未来の父親はこの提案を快諾するのですが、防具の中に紙切れが仕込んでいるのに気づきます。
そして、ヤマトも防具の中から血で汚れた500円札を発見します。それは3億円事件の際に強奪された500円札でした。
そして、その後小田切夫妻は謎の失踪を遂げます。
父親が残したメモから軍艦島に手がかりがあると知ったヤマトと未来は、軍艦島に向かいそこで血にまみれた3億円を発見します。
そして、3億円を追ってきた犯人側の人間に殺人の罪を着せられた二人は指名手配犯として全国を転々とする生活が始まります。
2016年からドラマスタート
超大型ドラマスペシャルとして、『モンタージュ』がドラマ化します。
大和を演じるのは主演の福士蒼汰さん。どんなドラマになるのか楽しみです。
まとめ
いかがでしたでしょうか、3億円事件を題材にしたサスペンス漫画『モンタージュ』
今回、モンタージュのあらすじを紹介しましたが伏線がとても多く誰が黒幕なのかは分からないです。
福士蒼汰さん主演でドラマ化も決定しているので、今後注目を浴びそうな漫画ですね。実際に、起こった未解決事件を題材にしているので、上の年齢層の人も興味を持つ方多いのではないでしょうか。
まだ読んだことがない人でサスペンス漫画好きな人にはオススメの漫画なので、ぜひ読んでみてください。
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