中華を始めて統一した人物、秦の始皇帝。その始皇帝の話を描いたマンガです。現在、ヤングジャンプに連載中のこの漫画は、第17回手塚治虫大賞の受賞作品でもあります。
今回は始皇帝の半生を描いた漫画『キングダム』について紹介します。それではどうぞ!
キングダムのあらすじ
まだ中華が統一されていない時代、大小様々な国が乱立していました。戦争は絶えることなく多くの武将が戦争に身を投じて武勇を上げていました。時代は春秋戦国時代。日本の戦国時代同様に大小さまざまな国が覇権を巡り争いの絶えない時代でした。
この時代に生まれた、秦の若き王・政。彼には一つの夢がありました。それは中華全土を統一し戦争のない世を作ること。今まで誰も達成できなかった夢に向けて、仲間と共に戦いに身を投じていきます。
久しぶりに胸が震える漫画に出会った
この漫画に出会ったのは週刊少年ヤングジャンプを購読していた時でしたが、当時から勢いのある漫画だったと思います。
もちろん今も連載中で、ちょうど今は国内のライバルである呂不韋と戦っている最中です。
おおむね史実に則した内容で話が展開しますが、キングダム独自の解釈で話しが進むので歴史に詳しい人も楽しめる作品でないかと思います。
この物語のもう一つの主人公、下僕出身の信
キングダムを語る上で欠かせないのは、下僕出身の信という青年です。彼は下僕出身でありながら、その類まれなる武の才能でどんどん出世していきます。
もともと信と秦王が出逢ったのは若い頃、信の幼馴染であった少年と秦王がそっくりだったので、影武者役として抜擢されたことから始まります。
親友は無念にも、敵陣営の手にかかり殺されてしまうのですが彼といつかは天下の大将軍になるという夢を持っていた信は約束を果たすために戦いに身を投じていきます。
中華統一への道はまだ始まったばかり
2015年の4月現在、最新話でちょうど呂不韋との王座を巡る戦いが佳境に入っている所だと思います。
史実通りに行けば、もちろん政陣営が勝利するのですがこの後も大国・楚との戦いや魏、趙との戦いも控えています。
けっこうな頻度で絶体絶命の危機に陥るのですが、困難な試練を乗り越えて成長していく、政と信のこれからが楽しみです。
1巻第一話目で気になる所がある
ここから先は実際にキングダムを読んだことがある人向けの内容ですが、1巻の第一話目に主人公・信が将軍に成長した姿が描写されています。
手に握っているのは、仲間である羌瘣(きょうかい)の愛剣・緑穂(りょくすい)にデザインがとても似ているような・・
ちなみにキングダムは主要人物が結構話の途中で死にます。大将軍の王騎もいきなり死にますしね。王騎からは矛を受け継ぐのですが、羌瘣もいつか死ぬのかなと勘繰ってしまいます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。三国志が好きな人にはぜひオススメの漫画です。連載が始まってからしばらく経ちますが、完結しておらずまだまだ話しが盛り上がっていく漫画だと思います。
読んだことがない人はぜひ読んでみて下さい。
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