世界的に有名なワイン評論家の息子『神咲雫』とそのライバルの対決を描いたワイン漫画『神の雫』
2004年からモーニングに連載が開始され2014年まで本誌に掲載されていました。発行巻数は、なんと44巻!息の長い漫画でした。
新しく2015年からも新章の連載が再開されている漫画です。今回は漫画業界では珍しいワインを取り扱った漫画『神の雫』を紹介します。それではどうぞ!
あらすじ
フレンチレストランでソムリエール見習いとして働く紫野原みやびは、ちょっとしたミスで客と揉めることになります。
提供したワインが客の希望とは違ったようで、クレームを受けてしまいます。
そんな時に同席していたビール会社の平社員が、見事なデキャンタージュでワインのポテンシャルを引き出しその場を丸く収めます。
実はそのビール会社の社員は、世界的に有名なワイン評論家・神咲豊多香氏の一人息子である神崎雫でした。
彼はワインに関して良い思い出がないという理由で、今までワインに触れたことがなくビール会社に就職をしましたが幼少期より受けたワインの英才教育は確実に彼の中に蓄積されていました。
そんな折に、雫のもとに父親の訃報が入ります。
そして、父親の顧問弁護士を名乗る女性から遺産相続について驚きの報せを受けます。
遺言状には神咲氏が遺言状に書き記した12本のワインと神の雫と呼ばれる幻のワインの銘柄を当てたものにだけ、遺産を相続させると記述がありました。
そして、雫の相手となるのは新進気鋭の若手ワイン評論家・遠峰一青。彼は神咲氏が亡くなる1週間前に養子縁組で養子になっており、雫と一青で遺産を賭けたワイン勝負を行うことになります。
ちなみに神咲氏が遺したワインコレクションの時価総額は約20億円。ワイン評論家の一青からすると、喉から手が出るほど欲しいコレクションでした。
かくして、遺言内容のワインを当てる勝負が始まる中で、神咲雫はワインと出会いその素晴らしさを改めて再認識していきます。
そして、ビール会社に新設されたワイン事業部をみやびと一緒に盛り上げていきます。
こんな人好きかも
グルメ漫画好きで、特に美味しんぼとか好きな人は気に入ると思います。
美味しんぼは父vs子の勝負でしたが、『神の雫』では実子vs養子がワインを賭けて勝負をしていきます。
ワイン好きな人はすでに読んだことがあるかもしれませんが、ワイン初心者の人でワインデビューしてみたいという人にはオススメの一冊です。
値段の高いビンテージが多く登場しますが、1000円〜3000円帯など比較的初心者でも購入しやすいワインも多く登場します。
まとめ
いかがでしたでしょうか。ワインを巡るグルメ漫画『神の雫』
ワインデビューしてみたいな、でも敷居が高いしよくわからないという人は神の雫をとっかかりにスタートしてみるのも面白いかもしれません。
うーん、読んでたらワイン飲みたくなってきた・・・
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