油絵のようなインパクトのある表紙絵だったので、ジャケ買いしたら当たりだった漫画。

幕末の頃、薩摩藩が幕府に対抗すべく江戸の武士たちを集めて御用盗なる組織を結成。その組織に対抗すべく幕府側が用意した策は農民たちを雇い暴れまわっている武士たちを成敗すること。

その組織に任命された農民たちの戦いを描く漫画です。武士視点の漫画はたくさんありますが、農民が主役の漫画というのはあまりなく切り口も斬新です。

今回は幕末を舞台にしたアクション漫画「いちげき」を紹介します。それではどうぞ!

「いちげき」のあらすじ

いちげきの舞台は幕末。幕府との武力衝突を望む薩摩藩は江戸で職にあぶれいている侍たちを秘密裏に雇い御用盗なる組織を結成します。

この組織は攘夷のための資金を集める名目で商家を襲うのですが、実質は単なる強盗として機能する始末。

これに手を焼いた幕府側は表立って行動できないこともあり、ある一計を考え出します。

それは、近隣の農民を鍛え上げ武士たちにぶつけること。

かくして、江戸近隣の農村では目的は伏せられたまま破格の待遇が受けられるという体で選抜試験が開催されます。

用意された選抜試験の内容

その選抜試験というのはシンプルながらフィジカルを試すもの。

俵を担いで遠くの木を折り返し、先に持って帰れた者の勝利というもの。

本作の主人公である丑五郎は小柄ながらも冷静に分析をし戦略を立てることができる素質を持っていました。

俵運び勝負も冷静に分析をし、見事勝利を収め選抜試験を通過します。

しかし、不透明な目的の元に集められ報酬の話しばかりが先行する案件に一抹の不安を覚えます。

 

かくして修行開始→実戦投入へ

選抜試験に合格した農民たちは屋敷に集められそこで侍を狩るための訓練を開始します。

通常、農民が刀を持つことはないので抜刀から素振り、斬撃の練習と斬り合いで勝つためのノウハウを伝授されます。ちなみに指導にあたるのは新撰組の隊員。

そして、自分たちが何のために修行をして何と戦うのかもこの時に知らされます。

かくして、農民vs侍の戦いが始まります。

 

「いちげき」の感想

ちょっと毛色の違う時代漫画を読みたい人にはおすすめ。幕末に興味がある人も。

勝海舟や新撰組などの有名人が登場しますので、読んでいて面白いです。

根本にあるのは刀アクション。しかも結構、深く斬り合いのことを描写しているので骨太な幕末系漫画と言っても過言ではありません。

何気なくジャケットが気になり読み始めましたが、これはまじで面白いぞ!

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回、農民vs侍の戦いを描いた漫画「いちげき」を紹介しました。

2016年から連載を開始して現在は3巻まで発売されています。

サクッと読める内容になっていますので、まだ読んだことがない人はぜひ読んでみてください。

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