不況が続く出版業界。しかし、その業界では新人の部類に入る花井は逆の考え方をしていました。
20年近く不振が続くと言われる出版業界のこの現状は、圧倒的なスターが現れる前兆ではないのかと。
考え方が若いと一蹴されるのですが、別の場所では花井の暗示を予感させるようなとんでもない革命児が誕生していました。
名前は響。今年から高校生になった彼女は文学界の革命児たりうる資質を持った天才児でした。
今回は不況の出版業界に突如、現れた天才少女を巡る漫画「響~小説家になる方法~」を紹介します。それではどうぞ!
「響~小説家になる方法~」のあらすじ
かれこれ20年近く右肩下がりを続ける出版業界。その中で働く花井は人知れずスターの到来を予感していました。
そんな中、花井は1つの投稿作品に出会います。その作品は差出人の名前もなく、今時珍しく直筆で書かれていました。
上司は募集要項に合致していない作品(投稿でネットでデータ投稿)だと、この投稿作品をゴミ箱に捨てるのですが、封筒の文字が目に入った花井はこの作品が妙に気になります。
「綺麗な文字・・・」
文字の綺麗さが気になり、ゴミ箱から取り出して目を通すと花井はその作品の凄さに衝撃を受けます。ダイヤの原石どころではない、明らかに天才の作品・・・文学界の革命児たりうる圧倒的な文章力。
上司は最初は新人にありがちな、自分の好みに合致した作品に出会った時によくある舞い上がりと一笑しますが、作品を読んだ上司も同じ感想を抱きます。
一方で1つの問題も。それは差出人不明で作者に連絡が取れないこと。原稿用紙にはペンネームなのか、「鮎喰響」の名前が。
その頃、ある高校では入学式が行われていました。春からこの高校に通う男女が、学校へ向かいます。
男子の名前は涼太郎、女子の名前は響。出版社でその行方が必死に探されている作者です。
そして、涼太郎と響はこの高校の文芸部に入るため部室を訪れるわけですが、ここで問題が起こります。
響のぶっ飛んだ性格
涼太郎と響は一緒に文芸部の部室を訪れます。しかし、ドアを開けてみるとそこは不良の溜まり場になっていました。
この高校は生徒はいずれかの部活に所属しないといけないというルールがあるため、文芸部は体のいい不良の溜まり場になっていました。
入室希望の2人に本を投げつける不良のリーダー的存在の男子。その男子に響は近づき、再度入部希望の旨を伝えます。
これに激怒したリーダー格の男子は響の胸ぐらを掴み脅しますが・・・
ここで響は胸ぐらを掴んでいる指を掴み、そのまま折ります。そして、ボールペンを相手に向けて威嚇します。
一気に部室内が色めき立ちますが、ボールペンを持った響と対峙している不良の頭には1つの考えがよぎります。
「こいつはボールペンを向けて脅しているわけでもない。確実に俺の目を狙っている」
不良を退散させることに成功し、なんとか文芸部に入部した涼太郎と響。これに2年で部長のリカが加わり、文芸部として活動することに。
一方で出版社の方では謎の天才作家との連絡手段を取ることに四苦八苦しています。今後、響は小説家としての人生を歩んでいくわけですが、それはまだ後のお話し。
まとめ
いかがでしょうか。今回、文学界の革命児となる少女を巡る漫画「響」を紹介しました。
その後、文芸部にも部員が増え部活として活動していきます。部長のリカもかなりの文章力を持った人間なのですが、響のその圧倒的な才能を前に嫉妬をしたりと響を中心に繰り広げられる人間関係もまた面白いです。
まだ読んだことがない人はオススメの漫画なので、小説好きな方にはぜひとも読んでほしい一冊。オススメです。
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