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世界経済の流れがどのようになっているかニュースを見ればある程度の事は分かりますが、経済の流れを視覚化し分かりやすくしたサイトが『Globe of Economic Complexity

これはハーバード大学のオーウェン・コーネックが開発したもので、誰でも世界経済をインタラクティブに確認することができます。

 

文章で言っても『なんだそれ?』となると思うので、こちらのチュートリアル動画をまずはどうぞ。

紙吹雪のようなドット一つ一つは、その国で商いされている1億ドル分の数値を表しています。今のレートで言うと、1ドット・120億円位ですね。

そして、ドットの色はコーヒーや大豆など輸出製品の種類を表しています。

 

Globe of Economic Complexityの使い方

それでは実際にGlobe of Economic Complexityの使い方を見ていきましょう。まず、Globe of Economic Complexityのサイトにアクセスします。(PC環境推奨)

Globe of Economic Complexity|公式サイト

アクセスすると、始めにチュートリアルかGlobe of Economic Complexityを開始するか求められます。詳しいチュートリアルが見たい人は左側を、開始したい人は右側の『visualize data』をクリックします。

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すると、地球儀が現れそれぞれの国に細かいドットが降り注いでいます。これが冒頭に述べた、1億ドル分の輸出製品を視覚化したものになります。

それでは我らが日本を見ていきましょう。

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ちなみに国名をクリックすると、その国がどの国に向けて輸出をしているかを視覚化できます。

日本はすごいですね・・狭い国土をドットが埋め尽くしています。輸出先は中国、シンガポール、インドネシア、オーストラリアなどのアジア圏や、ヨーロッパ・アメリカなどの主要国も取引先になっています。

 

製品の輸出高を国別で見てみる

それでは次に、製品の取扱高を国別で見てみましょう。

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画面左にある、メニューバーから『product stacks』をクリックします。すると、画面が切り替わり『select a product』というプルダウンメニューが出てきます。

 

今回はちょっとディープな所で、バニラビーンズの輸出高を見ていきます。プルダウンメニューよりバニラビーンズを選択します。

すると画面がクローズアップされ、下記のような画面になります。

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ここで、バニラビーンズをクリックすると外部リンクが開きます。すると同サイトのAtlasというサイトに接続されバニラビーンズの国別輸出高が表示されます。

 

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マダガスカルが51%を占めていますね。(知らなかった・・)では、バニラビーンズを多く輸入している国はどこか?という疑問が湧いてきた場合は、画面左にある輸出→輸入に切り替えます。

 

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すると今度は輸入高別の国が表示されます。アメリカが全体の3割を占めています。日本もひっそりと輸入していますね。

注目すべきはフランスとドイツですね。お国柄バニラビーンズを消費するのでしょうが、フランスとドイツは輸出でも上位に食い込んでいましたが輸入でも上位に入ってきています。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか、世界経済の流れを可視化できるサイト『Globe of Economic Complexity

誰でも無料でアクセスできますので、学生の方は勉強や論文などの資料にいかがでしょうか。atlasで取得したデータはダウンロードしたりsnsで共有したりすることもできます。ぜひ活用してみて下さい。

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