小さい頃にお世話になった定食屋に恩返しをするため、定食屋を引き継いだ主人公と、その食堂に関わっていく人々の生活を描いた漫画。
ヒューマンドラマ×グルメ漫画とでも言いましょうか、人との関わりや食の大切さを「朝食」を皮切りに描いた漫画です。
なんというか、読めばほっこりす感じの漫画。
今回は心がほっこりするグルメ漫画「あさめしまえ」を紹介します。それではどうぞ!
あさめしまえのあらすじ
主人公の元は早くに母がいなくなり、ご飯すらまともに食べれない生活を送っていました。
ある日、母親が戻ってくるようにとコンビニで万引きをしようとするも断念。
彼は万引きをすれば、「万引きをするほど飢えていたのね」と母親が帰ってくると本気で思っていました。
しかし、近所の定食屋の娘に見つかりそのまま定食屋に連れて行かれます。
塩むすびに小松菜のおひたし。甘く味付けされた卵焼きに根菜たっぷりの味噌汁。
彼は学校を卒業するまでここで朝食のお世話になります。
この出来事がキッカケで料理に目覚めた元は、調理学校に進学しイタリアンのレストランで働きます。
しかし、彼が成人した後に定食屋のご主人が病気で他界。
地元に戻ってきた元は、久しぶりに一人娘の早夜子と再会します。
ちなみに早夜子はすでに結婚していましたのが、この時に離婚していたことを知ります。
父親を亡くし、離婚をしていることを知った元はこの定食屋を手伝うことを提案します。
しかし、本気じゃないその場しのぎで言っていることを悟られたのか早夜子から手厳しいことを言われます。
「だったら、なんで今まで本気でやらなかったの?」
自分の心の中を見透かされたような気持ちになった元はその場を後にしますが、後日改めてこの件を謝罪。
そして、勤めている会社も辞めて自分がこの定食屋を本気で手伝いたいと思っていることを行動で示します。
ここから、元と定食屋「あさめしまえ」の物語がスタートします。
奥さんに逃げられご飯を食べることができなくなったサラリーマン、早夜子の幼馴染で会社に疲れたキャリアウーマン。
それぞれ人生に悩みを抱えた人間が、食堂を訪れ食事と共に再生していく様子を描いています。
漫画「あさめしまえ」の感想
グルメ漫画は晩酌とか夜の食事をテーマにした漫画が多いと思いますが、漫画「あさめしまえ」はタイトルにあるように朝食をテーマにした漫画です。
毎回、さまざまな料理が登場しますがどれも美味しそうに、しかもレシピ付きで紹介されています。
初回に出てくる醤油漬け卵黄の卵かけご飯は思わず試してしまいました。
手がかからないレシピも掲載されているのも嬉しいですね。
そして、そのレシピ群と並行して展開される人間ドラマ。
基本的には悩みを持った人が食堂に訪れて料理の力で解決していくという流れですが、またその人間ドラマも面白いです。
最近、人間関係で疲れている・ストレスが溜まっているという人にはデトックス的な意味でぜひおすすめしたい漫画。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回、朝食をテーマにしたグルメ漫画「あさめしまえ」を紹介しました。
実はこの漫画は全6巻で完結しています。
さくっと癒されたい時にはぜひおすすめしたい漫画。まだ読んだことがない人はぜひ読んでみてください。
グルメ系マンガのおすすめはこちらの記事で紹介しています!
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