ビックコミックスペリオールで連載されていた乃木坂太郎先生によるミステリー漫画『幽麗塔』が面白いです。
昭和を舞台とした財宝が眠るとされる『幽麗塔』と、その塔にまつわる連続殺人事件を描いた漫画です。
コナンのようなミステリー漫画好きにはオススメしたい一冊。今回は昭和を舞台としたミステリー漫画『幽麗塔』を紹介します。それではどうぞ!
幽麗塔のあらすじ
漫画の舞台は昭和29年。
文学青年の天野太一は家賃も収めずその日暮らしの生活を送っていました。
ある時、道でばったり国民学校高等科のマドンナだった花園恵と再会します。マドンナとの再会に心踊る天野でしたが、彼女がお金持ちでいじめっ子だった三村の婚約者になったことを知り落胆します。
幸せそうな二人を前に、自分も近々結婚する・お金持ちになったと虚しい嘘をつくのですが、この嘘は三村には見透かされていました。
この時にたまたま出会った美少年テツオと出会い、『一緒に金持ちにならないか?』と提案を受けます。
テツオの提案というのは、とある資産家が幽麗塔という建物の地下に莫大な遺産を隠しておりこれを一緒に見つけようといものです。
この幽麗塔では管理人の募集もあり、テツオの提案で天野はこの幽麗塔で働くようになります。
いわくつきの物件、幽麗塔
この幽麗塔では2年前に殺人事件が起こっています。
それはこの家の女主人・藤宮たつが養女・麗子に殺されたというものです。
方法もまた独特というか、、幽麗塔の時計の針に人間を張り付けにし時計の針を動かすというものです。
時計の針が進むにつれて人間の身体は折れ曲がっていき・・・
目撃者の話しによると犯行現場には麗子の姿があったらしく、その後麗子は失踪しますが後日自殺しているところを発見されます。
これで事件は無事解決したように見えましたが、どうやら幽麗塔にはまだ何かかが棲み着いているらしく天野も幽麗塔でいきなり襲われてしまいます。
謎の美少年・テツオの存在
そして、幽麗塔を語る上で外せない主要人物がテツオの存在です。
テツオは天野に幽麗塔での財宝探しを提案してくるのですが、どうやら素性が不明で天野に対して隠しごとをしていることがたくさんあるようです。
そして天野は幽麗塔に潜む犯人は実はテツオではないかと疑うように。
漫画が完結するまで本当の真犯人がわからず、まさに極上のミステリー小説を読んでいるような気分にさせてくれる漫画です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回、昭和を舞台としたミステリー漫画『幽麗塔』を紹介しました。
全9巻からなる本作ですが9巻とは思えないほど内容が濃い漫画になっています。最後まで真犯人の正体が分からず、全く展開が予想できないのも幽麗塔の面白さだと思います。
ミステリー小説好きな人にはオススメしたい一冊です。
オススメ漫画アプリは?
よく『オススメの漫画アプリは?』と聞かれるのですが、オススメは『マンガBANG』という漫画アプリです。
無料配信されている作品が多くあり「アカギ」や「僕は麻里の中」など10000冊のマンガが無料で読めます。オススメ!
⇒マンガBANGを無料でインストール
あなたにオススメ