『ゴルゴ13』の作者であるさいとう・たかを先生が描く隕石が衝突した世界を描いたサバイバル漫画『ブレイクダウン』が面白いです。
冴えないテレビ局員の大友海里が、隕石が衝突し荒廃した世界を逞しく生き抜く姿を描いた漫画です。
同先生が描いた漫画『サバイバル』はサバイバル術が詳細に記されたサバイバル教本のような漫画ですが、こちらはどちからと言うと都市型災害の対策教本的な側面を持っています。
今回は、隕石が衝突した後の世界を描く漫画『ブレイクダウン』を紹介します。それではどうぞ!
ブレイクダウンのあらすじ
物語は直径約300mほどの小惑星が地球に接近する所からスタートします。
軌道の計算上では、地球に接近するだけで衝突することはないと言われていました。世紀のスクープをカメラに収めようとテレビ局の大友海里は上司と共に観測所に向かいます。
観測所の責任者は大友の古くからの友人でしたが、彼から奇妙なことを聞きます。それは小惑星に接近する所属不明の人工衛星があることと、その人工衛星を写した写真にはミサイルが搭載されていました。
観測所の責任者は、これを某国が極秘に進めている小惑星の爆破実験と予想します。(作中ではアメリカ、ロシア、EUとあるがアメリカの可能性が濃厚)
ミサイルは予想通り小惑星に向けて発射されますが、これがとんでもない事態を引き起こします。ミサイル着弾後、小惑星の地表から大量のガスが噴出し軌道を変え、地球に衝突してしまいます。(これがなければ地球の傍を通り過ぎるだけだった)
これがキッカケで地震、津波などの天変地異が起こり人類は破滅の道を進むことになります。
壊滅した東京を生き抜く術が散りばめられている
さいとう・たかを先生のもう一つのサバイバル漫画『サバイバル』では野や山を中心としたサバイバル生活が描かれていましたが、『ブレイクダウン』では主に東京を舞台に都市部でのサバイバル生活が描かれています。
未だかつて人類は隕石が衝突した経験はないので全てたらればの話しになってしまいますが、流石はさいとう・たかを先生です。
めちゃくちゃリアルに描かれています。多分、こうなるんだろうなぁと読んでいてしみじみ思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか、もし地球に隕石が衝突したら?を描いた漫画『ブレイクダウン』
全5巻と短い漫画ではありますが、絶版になった後は復刻版として発売されるなど根強い人気を誇る本作でもあります。
災害対策の教本として読んでみることをオススメします。他にもサバイバル術の詰まった漫画を読みたい方はコチラの記事も参考にどうぞ。
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