次々と亡くなっていくクラスメイトに戦慄。漫画「投票げぇむ」が面白い

いわゆる生き残りゲーム系のジャンルにカテゴライズされる漫画「投票げぇむ」

最初はノリでスタートしたクラスメイトの人気投票ゲームが実は生死が関わる死のデスゲームに変わっていく様を描いた漫画。

月刊ビッグガンガンで連載された漫画で現在は完結しており既刊は3巻。さくっと読める漫画で生き残り系ゲームが好きな方にオススメしたい一冊。

今回はクラスメイトの人気投票が死のゲームとなった漫画「投票ゲーム」を紹介します。それではどうぞ！

「投票げぇむ」のあらすじ

新学期となり2年生になった鷹山修介。新しくクラスメイト達との交流にざわつく教室。全てが順調に進みクラス全体が浮かれている様子だ。

そんな中、お調子者のクラスメイト佐藤和人はクラスの人気投票をするサイトを立ち上げていた。

ランダムに選ばれた男女5人の人気をスマホから投票できるというものだ。そのために、佐藤は新学期早々クラス全員のメールアドレスを集め、一斉に投票ゲームへの参加URLを添付したメールを送信していた。

最初は女子生徒の番で、ランダムに抽出された女子生徒5人が投票の対象になっていた。

女子生徒に人気投票する際は、投票資格を持つのは男子生徒のみ。逆に男子が投票対象になる場合は投票権を持つのは女子だ。

さっそくランダムに選ばれた女子生徒5人への投票ゲームが開始される。

これに対して意見が真っ二つに分かれる。ノリで楽しもうとする生徒や、いじめの延長になりかねないと危険視する生徒。

しかし、首謀者の佐藤はそんなことはお構いなしに完全匿名の投票ゲームなので安心して投票してくれとクラスメイトに投票を促す。

そして、さっそく第一回目の投票が締め切られた。この投票ゲームは投票の途中経過も見れるので、クラスメイトがどの位、投票に参加しているのかも確認できる。

翌日、投票結果を得意げに開票する佐藤。投票なので1位になる女子もいれば最下位になる女子も当然出てくる。

しかし、学校には最下位になった女子は登校してきていない。ここで担任からそのことについて衝撃の発表がある。

それは、最下位になった女子生徒が自宅で首をつって自殺をしてしまったということだ。

この事実に今回の仕掛け人である佐藤はショックを受ける。そして、佐藤が操作していないはずなのに、2回目の今度は男子を対象とした投票ゲームお知らせのメールが全員に通知される。

すでに佐藤が仕掛けた投票ゲームではなくなっていた

もともと、このゲームはお調子者の佐藤がノリで始めたゲームという認識だった。

その投票結果にショックを受けた女子生徒が自殺をしたと思われていたが、回が進むにつれそれがただのゲームでなかったことが判明してくる。

すでに2回目のゲームは管理人である佐藤の手を離れ勝手に開催された。そして、この2回目のゲームで最下位となった佐藤も命を落とすのだが、佐藤が死んでもなおこの投票ゲームは誰かの手によって実行された。

分かっているのは、投票ゲームで最下位になった人間は命を落とすこと。そして、投票に参加しなかった人間も命を落とすということ。

つまり投票ゲームは全員強制参加のデスゲームへと変貌していた。

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回、全員強制参加のデスゲーム「投票げぇむ」を紹介しました。

内容的にはかなり濃い漫画なのですが、全3巻とさくっと読めちゃうんですよね。管理人(佐藤)が死亡しても引き続き開催されるゲームで誰が黒幕かという犯人探しも始まりますが、最後まで展開が読めない漫画です。

デスゲーム系の漫画が好きな方でまだ読んだことがない人はオススメの漫画なので、ぜひ読んでみてください。

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