おやすみプンプンなどで知られる浅野いにお先生の短編漫画「勇者たち」が面白いです。

非常に短いストーリーながら読み応えあるというか、読み進めているうちに「あ、これはxxの世界観を表現しているんだ」と気づき作者の意図にハッとさせられます。今回は浅野いにお先生の短編漫画「勇者たち」を紹介します。それではどうぞ!

勇者たちのあらすじ

あらすじというか、非常にストーリーはシンプル。

世界を闇へと導く暗黒の王がいる世界で様々な勇者たちが集まり、その暗黒の王を討伐するというお話し。

というか、1話目で暗黒の王の討伐に成功します笑

そこから街に帰還しようという話しになるのですが、暗黒の瘴気に充てられたメンバーが次々とラスボスに変化していくというストーリーです。

このメンバーの面々が面白い。性別、年齢、はたまた種族まで違うどうし。基本的にはメンバーが暗黒に堕ちる→討伐→森を抜ける前に他のメンバーが暗黒に堕ちる

以下、ループという流れです。

 

勇者たちが描くもの

勇者たちのそれぞれのコメントを見ていると、あることを揶揄していることに気づきます。

そうです、SNSの世界です笑

自称人権屋、フェミニスト、空気読めないマンなどそのままネットの世界を勇者たちのなぞらえて表現しているようです。

いやー、浅野ワールド全開の作品ですね。

これはラストに向けてどんどん加速していくので、読み終わった後にSNS社会を強烈に風刺している作品だと気付かされます。

まとめ

というわけで今回、浅野いにお先生の短編漫画「勇者たち」を紹介しました。

この漫画は裏サンデーで読むこともできますし、近々単行本も発売されると思います。

さくっと読めて面白い。そして、奥が深い。まだ読んだことがない人はぜひ読んでみてください。

裏サンデー公式サイト | 勇者たち

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