雷句誠先生と聞いてすぐ思い浮かぶ人もいれば、ピンと来ない人もいるかもしれません。
しかし、『金色のガッシュ』の作者と言うと『あの人か!』と思い浮かぶ人もいるのではないでしょうか。
前作の『どうぶつの国』の連載が終了し、しばらく経ちましたがまた週刊マガジンで新連載を再開しました。
今回は雷句誠先生の新作『ベクターボール』を紹介します。それではどうぞ!
ベクターボールのあらすじ
主人公の米炊おかかが通う学校では、最近変な噂が流れていました。
それは、気づいたら別の教室に移動していた・記憶が曖昧になるなど不思議な現象が多数の生徒に報告されます。
その中でも生徒を怖がらせたのは『刃物を持った大男』に生徒が襲われたという噂。
普通の学校でしたが、この噂が校内で持ちきりになり怯える生徒も出る始末・・・
そんな中、米炊はこの状況を何とかしたいと常々感じていました。
友人の魑魅君に相談するも解決の糸口は見えず・・・
そんな中、クラスメイトの一人が失踪する事件が起こります。震え上がるだけの生徒達を横目に、米炊は彼を救出しようと教室を出ます。
ちょうど、同じタイミングで失踪したクラスメイトを探す少年と出会い・・・
この出会いが米炊の運命を大きく変えていきます。
彼らが向かった先では、トカゲのような化け物がおりこれがこの学校を恐怖に陥れている存在であることを認識します。
米炊は初めての遭遇でしたが、その少年は以前から学校を守るためにこのような化け物と戦いを繰り広げていたというのです。
その事実に心を打たれた米炊はその少年と共に学校を守るべく戦っていくことを約束します。
まだまだ謎だらけの展開
この漫画のタイトルにもなっている『VECTOR BALL(ベクターボール)』
これはおそらく、米炊が学校で拾ったアイテムにちなんだ名前になります。
ルービックキューブなどパズルが得意な米炊はこのアイテムを休み時間中に解いているのですが、これがまた彼を事件に巻き込む引き金にもなります。
そして、クラスメイトだけども一人で化け物と戦っている友人の存在。
彼は槍などの武器を生成する能力を持っています。ここら辺の呪文とかは金色のガッシュを思い出しますね。
この友人が戦っている化け物達は一体ではなく、複数いて日夜この青年は戦っています。
米炊はこの青年のように武器を生成できるわけでもないのですが、持ち前の頭の回転の速さで化け物に対抗していきます。
彼はルービックキューブが得意なのですが、教室で襲われた時に机や椅子を使い化け物の動きを封じます。
ただ、これだけの技術では対抗することもできないと思うので、今後米炊自身も何らかの能力に目覚めていくのかなと思います。
鍵は彼が拾ったベクターボールに秘めたる力がある感じでしょうか。
ギャグ路線もしっかり継承
一話目からかなり飛ばしているのですが、雷句節は健在です。
金色のガッシュの時もぶっ飛んだキャラ(フォルゴレとか)がいましたが、ベクターボールでも個性的なキャラが一話目からバンバン登場します。
友人の魑魅君とかいい味出していますねぇ。
シリアスなシーンとギャグシーンを織り交ぜた展開は健在なようです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回、雷句誠先生の新連載『ベクターボール』を紹介しました。
金色のガッシュでは魔界の王を決めるための戦いがテーマでしたが、まだベクターボールでは全体像が見えていません。
とは言っても、化け物が登場してきたりする展開は雷句誠先生の得意分野だと思います。今後の展開が気になる作品で、ちょっと読んでみただけでもその世界観に惹きこまれると思います。まだ読んだことがない人は一度読んでみてはいかがでしょうか。
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