『つぼみ法』という法律が施行され、ある特殊な能力を持った子供たちが惨殺されていく漫画『スイッチウィッチ』
普段の日常が、この法律の施行一つでガラッと変わり今まで子供たちが知らなかった大人たちや世界の事情が見えてきます。
その独特な世界観もさることながら、なかなかに描写がエグいです。なので、グロ系の漫画が苦手な人は閲覧注意かも。
今回は漫画スイッチウィッチを紹介します。それではどうぞ!
スイッチウィッチのあらすじ
人より身体の成長が遅いことがコンプレックスだった姫川若葉。しかし、家族や友達にも恵まれ彼女は平穏な毎日を過ごしていました。
ある日、彼女は幼馴染であある貴也に告白されます。突然の申し出に驚くも彼のことを意識していた若葉もイエスの返事をしようとするのですが・・
その時に不意にサイレンで『つぼみ法』の施行がアナウンスされます。そして、アナウンスと同時にうさぎの着ぐるみを着た集団が子供たちに襲い掛かります。
貴也を目の前で殺害され自身も危険な状態に置かれるのですが、自分を知る謎の少女に助けられます。
大人は全員敵、うさぎの着ぐるみを着た集団も全員敵という状況で、彼女の逃亡生活がスタートします。そして、大人たちが自分を狙うのにはわけがありました。
それは、戦争の時に極秘に開発された第一世代という人間の子供だからです。この第一世代の人間は、特殊な生体改造を受けておりその人間離れした武力を持っているまさに生物兵器でした。
そして、若葉を初めとする子供たちはこの第一世代の子供達を指すW世代と呼ばれる子供たちです。このWの世代の子供達にも第一世代と同じように、特殊な能力が備わっています。
若葉の能力
若葉を窮地から救ってくれた『つぼみ』と呼ばれる少女の助けで、若葉はW世代の能力に目覚めます。
彼女の能力は相手から敵意を向けられた時に、自動でその相手を貫く針を身体から出すという能力です。相手の敵意に自動で反応するので、自分で出し入れすることは出来ませんがかなり強力な能力です。
そして、この能力で先の大戦で成果を上げたのが第一世代のある男でした。これが若葉の本当の父親ですね。
第一世代もW世代も戦争の道具として造られた生物兵器ですが、その強力すぎる力ゆえに暴走してしまったんですね。
そして、その暴走した子供たちを処理するために制定されたのがつぼみ法です。彼女は第一世代のつぼみと行動を共にし、逃亡生活を開始します。
こんな人好きかも
漫画『スイッチウィッチ』は全体的にダークな世界観が魅力的です。戦争をテーマに、その戦争のためだけに造られた生物兵器が、用済みになったので大人達に廃棄されていくというエグい漫画なのですが、なかなか面白いです。
既刊はまだ3巻とスタートしたばかりの漫画なので、まだ読んだことがない人は一度読んでみてはいかがでしょうか。
スイッチウィッチの作者である、茂木先生が描く漫画『pupa』も同じように面白いです。興味がある人はこちらもどうぞ。
化け物になった妹がお兄ちゃんを捕食する漫画『Pupa(ピューパ)』がグロい
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