会社勤めのサラリーマンから、成人式を迎えた新成人、就活をしている学生までスーツはいつもパリッと着たいもの。特に会社勤めの方は毎日着用するものですが、日頃からスーツのお手入れは疎かになっている人も多いはず。
日頃からのお手入れを怠っていると、スーツの寿命は短くなってしまいます。しかし、帰宅後のちょっとしたケアでスーツをキレイに保つことができます。帰宅後にぜひオススメしたいケア方法を紹介します。
帰宅後はジャケットもズボンもハンガーにかける
帰宅後はそのまま脱ぎっぱなしにせず、スーツの上下はハンガーにかけましょう。この際に使用するハンガーは針金ハンガーのような細いものではなく、太めのハンガーを選びましょう。細めのハンガーを使用するとスーツの形状が崩れてしまいます。
また、ズボン専用のハンガーを持っている人はプレスされた折り目に沿ってしっかり折り畳んでからハンガーにかけましょう。この時に気をつけてほしいのは、ポケットに物が入っていないか確認してからハンガーに吊るして下さい。ポケットに物が入ったままだと、せっかくキレイにハンガーにかけてもシワになったりするからです。
ブラッシングと消臭スプレーをこまめに行なう
スーツをハンガーにかけました。これでシワや形状が崩れる心配はありません。でもちょっと待って下さい。もう一手間加えるだけで、スーツの寿命をもっと長くすることができます。それはブラッシングです。
特に目立った汚れがなくても細かいゴミや、目に見えないホコリが付いています。営業職で外回りが多い人や、就活生で一日に何社も周る人なら尚更です。ゴミをそのまま放置していると生地の痛みを進行させ、結果スーツの寿命が短くなってしまいます。
スーツ専用のブラシを1本自宅に常備しておくと良いでしょう。手間がかかるものでもありません。1分もかからずにブラッシングは終わりますが、その一手間がスーツを清潔に保つ秘訣です。
またタバコを吸う人や、汗っかきな人は仕上げにファブリーズなどの消臭スプレーを吹きかけるのをオススメします。布に付着した臭いはそのまま放置しておくと生地の奥底にまで浸透してしまいます。こうなってしまうとなかなか臭いを取ることが難しくなってしまうので、臭いの付き始めにケアすると良いでしょう。
日頃のお手入れとは別に気をつけたいこと
スーツを着てシワが目立ってきたりするとすぐにクリーニングに出していませんか?クリーニングに出すとスーツもパリッとして清潔に着れるのは事実です。しかし、クリーニングに出す頻度があまり多すぎるのも注意が必要です。
理由は、スーツをクリーニング出すと生地に対して負担がかかります。それはそうですよね。クリーニング工場でスチームをたくさんあてられてシワを伸ばして、洗濯をして、etc…
クリーニングに出す頻度は多くても1シーズンに1回、年に2回位がベストと言われています。上で述べた帰宅後のお手入れをしっかり行なっていればクリーニングに出す頻度も減るでしょう。
また、1着のスーツを何日も着るのではなく複数のスーツを交互に着まわした方が良いです。今日着たスーツを明日休ませてあげることもスーツの寿命を長くする秘訣です。
いかがでしたでしょうか。毎日着用するスーツだからこそ、帰宅後の1分ほどのケアで清潔に着ることができます。仕事に疲れてそのまま横になりたい気持ちはグッとこらえて、1日付き合ってくれたスーツにも休息の場をぜひ与えてあげて下さい。
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