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苛烈な就職戦争を勝ち抜いて、晴れて4月から新社会人となった方は早くも取引先へのあいさつ回りが始まっているかもしれません。

全てが始めての経験で緊張の連続かと思いますが、新社会人として舐められないためにも名刺交換のマナーは身に着けておきたいものです。今回は、名刺交換の際に覚えておくと必ず役に立つtipsを紹介します。それではどうぞ!

 

【準備編】名刺は新品のものを使用する。汚れていたり折れ曲がったものは厳禁

当然のことですが、この当然のことが出来てないと会社の品格まで疑われます。交換する時に名刺が汚れていたり、折れ曲がっていたりするのは論外です。

そうならないために、社会人になる時には必ず名刺入れを準備しましょう。名刺入れに入れておけば汚れたり、折れ曲がったりすることはまずありません。ここまで気をつけても、名刺の印刷ミスで文字がかすれていたりする場合もありますので、名刺交換をする前には必ず状態の確認をしましょう。

 

【準備編】名刺入れは上等なものを用意する

名刺が折れ曲がったり、汚れないためにも名刺入れは必須です。また交換した名刺を載せたりと目に見える機会は多いので、上等なものを用意しましょう。ここでいう上等なものとはブランド品を指しているわけではなく、社会人として人前に出しても恥ずかしくない名刺入れであれば大丈夫です。

かなり稀ですが、500円位のアルミケースで名刺交換をする人がいますが上司はこれで何も言わないのか・・と疑問に思うことがあります。革製品の名刺入れをオススメします。

 

【準備編】名刺は必ず切らさないように、常に数を把握する

名刺交換の際に名刺が切れているという事ははかなり失礼になります。そうならないためにも、常に名刺の数を把握し名刺交換の際にきれることがないよう注意する必要があります。

名刺を外部に発注している会社が多いと思うので、自分の名刺が切れそうだなと思ったときはすぐに発注するよういつも在庫の確認をして下さい。

 

【名刺交換編】名刺交換の順番を間違えないように注意する

名刺交換をする際にまず気をつけなくてはならないことが、名刺交換をする順番です。順番は営業者⇒顧客の順番です。営業者は仕事をクライアントから頂く人間になるので、まず先に自分から名刺交換をするのが筋です。では、複数人数が居合わせときですが、実際に例を見てみましょう。

例)

営業:新人A君 上司Bさん

取引先:社員Cさん 部長Dさん

 

営業側から先に名刺交換をすることは分かりましたが、この場合は新人A君⇒上司Bさんの順番ではなく、上司Bさん⇒新人A君の順番となります。取引先に行った時に『初めまして新人のAです。あ、こっちが部長です』とは言わないですよね。新人の挨拶は後回しになります。

営業側から取引先に名刺を渡す順番は、もちろん目上の部長Dさん⇒社員Cさんとなります。

 

【名刺交換編】机を挟んでの名刺交換はNG

名刺交換をする際に机を挟んで名刺交換をするのはNGです。相手の近くまで移動し、名刺交換をします。しかし、場合によっては長テーブルを挟んで名刺交換をする場面があるかもしれません。

こちらが目下側で相手が名刺を差し出しているにも関わらず、わざわざ周り込むのもどうかと思いますのでこの場合は机を挟んで名刺交換をしても大丈夫です。臨機応変に対応しましょう。

 

【名刺交換編】名刺交換の際には相手より低い位置で差し出す

名刺交換の際には相手が差し出した名刺よりも低い高さで差し出しましょう。そして名刺交換の際には自身の会社名・所属部署・氏名をハッキリと伝えます。緊張してゴニョゴニョしてしまうかもしれませんが、何も物怖じする必要はありません。ハッキリと自身の身分を明かしましょう。

おそらくほとんどの場合、名刺の同時交換になると思いますが受け取る際には『頂戴いたします』と一言添えましょう。

名刺交換の際に注意してほしいのが、相手の社名や名前、会社ロゴに指が被らないように気をつけて下さい。また交換した後、名刺を片手でぷらぷら持つのはNGです。両手で胸の前で持つように心がけてください。

 

【名刺交換をした後編】相手の名刺は名刺入れに載せる

名刺交換が終わった後、お互い席に着いて商談を始めると思いますが名刺入れにすぐ収めてはいけません。名刺入れをお盆代わりにテーブルの上に置きましょう。

もし複数の人と名刺交換をした場合は、席順に名刺を配置すると名前を間違わずに済みますのでぜひ参考にして下さい。もちろん一番目上の人の名刺は名刺入れの上に置くことを忘れずに。

 

【名刺交換をした後編】名刺交換をした後、名刺は大切に保管。

商談も無事に終わり、会社に戻った後交換した名刺は大切に保管してください。プロジェクト毎にカテゴリー分けしたりするのも良いかと思います。

いつ再会するか分かりませんが、今日話したことを忘れないために名刺の裏に相手の情報を書き込むと次回会った時に話しがスムーズにいきます。『北海道出身 ゴルフ』など相手の情報を書き込んでおけば、次会った時に『今度北海道に旅行行くのでオススメのスポットを教えて下さい。あ、あと最近自分もゴルフを始めました』など会話のネタを準備することができます。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。名刺交換をする時は緊張すると思いますが事前に準備をしておけば何も怖いことはありません。

印象に残る人になるためにも、名刺交換の際に出来る人間を演出しましょう。ぜひ参考にしてみてください。

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