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なんなんだこの漫画は・・・めちゃくちゃ面白いです。ハマる人はハマるかも。筆者はハマりました。

人間社会に紛れ込む双子の鬼の兄弟を描いた漫画『鬼死ね』

赤鬼は人間から嫌われるオーラを持っていますが、青鬼は持っていません。逆に青鬼は同属の鬼から嫌悪される存在というちょっと複雑な事情が。

今回は、人間社会に紛れ込む双子の鬼を描いた漫画『鬼死ね』を紹介します。それではどうぞ!

 

鬼死ねのあらすじ

人間の社会で正体を隠しながら生きている鬼の兄弟、阿羅太(あらた)と伊純(いずみ)。

鬼であることに違いはないのですが、二人には決定的な違いがあります。

 

それは、阿羅太が赤鬼で伊純が青鬼であるということ。青鬼は割と人間に近い存在で人間社会にも溶け込めますが、赤鬼は人間に嫌悪感を抱かせるオーラを出しているらしく、人間の友達ができない阿羅太はこのことで悩んでいます。

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しかし、赤鬼は鬼の中でも99%以上を占め、青鬼である伊純は逆に鬼社会ではマイノリティーであることに劣等感を抱いています。

 

同じ中学に通う二人ですが阿羅太はいじめの対象に、伊純はうまく学校生活を送っています。人間に嫌悪感を抱かれない伊純に対して嫉妬する阿羅太ですが、伊純は伊純で青鬼であることに対してコンプレックスを抱いています。

 

今まで兄弟以外の鬼に遭遇したことのなかった二人ですが、ちょっとしたキッカケで鬼の女性と遭遇することに。

そこで青鬼がいかに鬼社会で嫌われているかを聞かされた二人ですが、そこから二人の間に微妙な溝が出来てしまいます。

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ちなみに赤鬼と呼ばれる鬼は人間に比べて腕力や五感能力に秀でています。

青鬼は赤鬼に比べて腕力など身体能力で劣りますが、傷を治すという治癒能力を持っています。

 

鬼の女性は鬼社会から逃げ出してきたようで、その追手と阿羅太が戦うことに。

普通の鬼よりも身体能力が強い阿羅太は撃退に成功するのですが、ここでも青鬼がどういった扱いを受けているのかを聞かされ兄弟の溝はさらに深くなることに。

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童謡の赤鬼・青鬼を思い出した

泣いた赤鬼』っていう話しを聞いたことがある人も多いのでは?

人間に嫌われている赤鬼のために友人の青鬼が一肌脱ぐっていう話しです。青鬼はわざと村を襲い、赤鬼がそれを助ければ人間から慕われるようになるという作戦を思いつきます。

 

かくして、鬼の襲来から村を救ったヒーローとして赤鬼は人間に慕われるようになるのですが、青鬼は赤鬼のためを思い彼の前から姿を消すっていう話しです。

『鬼死ね』もこの話しがベースになっていると思うのですが、ここから話しがどう展開していくのか気になります。

それぞれがマイノリティーで、でも兄弟でお互いのことを想い合っている。

この二人の運命が今後どうなっていくのか、今まで読んだことのない内容の漫画だけに全く予想できません。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回、人間社会に紛れ込む双子の鬼の兄弟を描いた漫画『鬼死ね』を紹介しました。

現在、既刊は4巻。ボリュームとしては少ないのですぐに読むこともできます。

兄弟の絆とか、差別の問題とか含まれていてなんだか色々考えさせられる作品です。興味のある人はぜひ読んでみてください。オススメです。

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