マンガ大賞2016にノミネートされ話題となったラジオを題材とした漫画『波よ聞いてくれ』
カレー屋の店員があることがキッカケでラジオのパーソナリティーを務めるようになるという漫画です。
今までラジオを題材とした漫画ってなかったような。そして、読んでみるとなるほど面白い。
今回は、マンガ大賞2016にノミネートされた漫画『波よ聞いてくれ』を紹介します。それではどうぞ!
波よ聞いてくれのあらすじ
鼓田ミナレ25歳。職業:カレー屋の店員 掛け持ちでラジオのパーソナリティー。
彼氏と別れたばかりのカレー屋の店員・ミナレ。彼女はバーでたまたま隣に座ったナイスミドルに、最近別れた彼氏の愚痴をこぼします。かなり酒に酔っていましたが、隣の席のおじさんに延々と福岡出身の男にはろくでもないのしかいないなど愚痴をこぼします。
ミナレは彼氏が実家で工場をしている親父が倒れたので、急なお金が必要になったとお金を用立てていました。
その後、彼氏は失踪。確認してみると嘘だったわけで。要するに騙されてしまったんですね。
実はこの時隣で愚痴を聞いていたのはラジオ局に務める麻藤という男性でした。
この時の話しが面白いと思った麻藤は、この内容を密かにテープで録音しており後日、ラジオのコーナーで流します。
このラジオをたまたまカレー屋で聞いていたミナレは、すぐに自分だと気づきラジオ曲に乗り込みます。
放送を中断させようとしましたが、『中断すると俺の首がとぶ』と脅され半ば強引にそのままラジオで話すことに。
彼女はラジオの生放送と録音分を合わせて20分以上話をしていましたが、一度も噛んでおらず人を焚きつけるような魅力の声質に麻藤は可能性を感じ取ります。
この時の内容が反響を呼び、ミナレはラジオでパーソナリティーを務めてみないかと誘われるようになります。
裁判沙汰に持ち込みよますよ?と激怒したミナレでしたが、飲み屋の席で名刺の裏にこの会話内容をどのように使っても文句は言いませんと署名していたので、それ以上攻め込むこともできず。かなり酔っ払っていたんですね。
その後、彼女は自身の冠番組を持たされるようになります。(ただし、深夜3時の時間帯)
ここから彼女がラジオのパーソナリティーとしてどのように成長していくのかを描いた漫画です。
ミナレの性格がぶっ飛びすぎていて面白い
実際にいたら迷惑だろうな・・・という位、主人公ミナレの性格はぶっ飛んでいます。
飲み屋の話しをそのまま公共の電波で流されたというのも面白いのですが、酒癖がとても悪く帰宅する際にはなぜか1つ下の階の男性の家に上がり込む習性を持っていたりとなかなかの人物です。
部屋に帰ると不審な人物がいたので110番→自分が他人の家に上がりこんでいたのが発覚などラジオのネタに困らないような人生を送っています。
カレー屋の仕事もクビになったり、クビの皮一枚で繋がったりとフラフラしていますが今後ミナレの冠番組がどのように展開されていくのか続きが気になります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回、ラジオを題材とした漫画『波よ聞いてくれ』を紹介しました。
現在、既刊は1巻のみ。2月に2巻目が発売されるようですが、始まったばかりの漫画となります。きになる人はぜひ読んでみてください。
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