ヤングジャンプで絶賛連載中の漫画、「キングダム」
この漫画は中華の始皇帝の幼少の頃より描かれた漫画で、実際に登場する武将は史実に登場する武将であったりもします。
今回はその中で玉鳳隊という舞台を率いる、秦の若き将である王賁(おうほん)について紹介していきます。
キングダムの王賁(おうほん)とは?
王賁(おうほん)とは、秦国の武将の1人。
信が飛信隊を結成した段階で、信・王賁(おうほん)・蒙恬(もうてん)が競い合うように武功を重ねていました。
信と蒙恬は仲が良いですが、王賁(おうほん)とはあまり馬が合わないようで表向きはかなり仲が悪いです。表向きはね。
もともと信と王賁(おうほん)の出会いが最悪でした。
最近、力を付けてきた奴隷出身の隊長が指揮をとる部隊があると聞きつけた玉鳳隊が信たちを訪問したのが最初の出会い。
ここで王賁(おうほん)は槍で信に襲いかかっています。
気性の荒い印象も受ける王賁(おうほん)ですが、性格は表面上は沈着冷静そのもの。
しかし、心の中では熱いものを抱えているという印象です。
ちなみに王賁(おうほん)の父親はあの王翦(おうせん)。
王翦にいたっては何を考えているか分からないと噂されていますが、王賁(おうほん)は正式な王家の跡取りということですね。
王賁(おうほん)の戦い方のスタイルは軍略を用いた戦い方。ここは父親譲りの才覚を引き継いでいているということでしょうか。
そして、戦いに用いる武器は槍。
幼少の頃に王翦から槍の手ほどきを受けている描写があり、こちらも父親譲りのようです。しかし、現在のところ王翦が自ら戦っている描写はないので、真偽のほどは定かではありません。
必殺技は「龍指」と呼ばれる技で、槍をしならせまるで龍の爪のように相手に襲いかかる技です。
これ以外にも「龍巣」と呼ばれる、槍で弾幕を張るような技もあります。
王賁(おうほん)は史実に登場していた実在の人物か?
ここからはキングダムの王賁(おうほん)が実際に実在していた人物かどうか検証していきます。
結論から先に言うと、王賁(おうほん)は史実に登場する実在した武将です。
王賁(おうほん、生没年不詳)は、中国戦国時代から秦代にかけての秦の将軍。字は典。頻陽東郷(現在の陝西省富平県東北部)の人。王翦の子。王離の父。魏・燕・代・斉を滅ぼして、秦の天下統一に貢献した。
引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/王賁
wikiには史実の王賁(おうほん)についての記述が記載されていますね。
王翦も実在していた武将で、親子関係にあるのも史実通りですね。
驚くべきはその活躍ぶり。さらっと、魏・燕・代・斉を滅ぼしたと記述がありますね。
もう1つ気になるのは「王離の父」という記載。
今後、キングダムでも王賁(おうほん)達の次の世代である息子が武将として活躍する描写があるのでしょうか。
ここで史実に記載のある王賁(おうほん)の経歴をおさらいしてみます。
紀元前226年:王翦と燕を攻めて陥落させる。
紀元前225年:魏を攻める際に、黄河の水を引くという水攻めを採用。これにより魏を滅ぼす。
紀元前222年:燕にトドメを刺し滅亡させる。さらに代も滅ぼす。
ちなみに代という国は趙が滅亡した後に王族が逃れて新たに樹立した国です。
紀元前221年:李信、蒙恬と共に斉を滅ぼす。これにより秦は中華を統一する。
ここに出てくる李信という将軍は信のモデルとされる人物ですね。
キングダムの第1話で、信が「李信将軍」と呼ばれているのでこれは確定情報だと思います。
王賁(おうほん)の活躍
ここまで王賁の説明と実在する歴史上の王賁について説明しました。
キングダムは主人公の信と物語の要となる政にフォーカスされることが多いですが、王賁の活躍についても別枠でしっかり描写されています。
魏火龍の槍の名手と呼ばれる紫伯に最初は劣勢を強いられるも、再戦の一騎打ちで見事、紫伯を打ち取っています。
王翦の大事な息子、お坊ちゃんという立ち位置でしたがそれは王賁も理解しているらしく、実力で王翦の取り巻きを黙らせようという気概が見え隠れします。
なお、王翦と王賁の間には何らかの確執があるような感じですが、この確執や過去の2人の描写については今のところ描かれていません。幼少の王賁に王翦が一瞬、槍の使い方を教えた描写はありますが。
まとめ
いかがでしょうか。
今回、キングダムの王賁について紹介しました。
史実通りに行くとこれから王賁が活躍する場面はどんどん増えて行くと思われます。
ちょうど今は父親の王翦と一緒に、趙の李牧を攻略している最中ですが展開が気になりますね。
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