頑固なニキビを漢方で治す！ニキビ治療に漢方という選択肢を入れてみる

洗顔を変えても、化粧水を変えてもどんどん発生するニキビは困りものですよね。学生時代、潰しても潰しても出来るニキビに心が折れそうになったこともあります。
洗顔や化粧水を変えてもニキビが一向に改善しない場合、体内からニキビを治療する漢方を選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。

今回は、漢方薬で治すニキビ治療について紹介します。それではどうぞ！

外側の治療にばかり目がいっていませんか？

ニキビ治療のために、化粧水を変えたり洗顔を変えたり外側の治療にばかり目がいっていませんか？確かにニキビに効果的なアクネ化粧品を使用するのは、正解だと思いますしそれでニキビが改善した症例はたくさんあります。

しかし、どのような化粧品を使ってもニキビが一向に改善しないという人は、漢方で体質を改善しニキビを治すという選択肢もありだと思います。

え？漢方薬なんてニキビに効くの？

と思う人もいるかもしれませんが、漢方薬はニキビや体質改善に貢献してくれる優秀な薬です。

西洋医学が発達した現代でさえ、生薬を利用した漢方医学が用いられいてることを考えると今さら説明する必要はないと思います。葛根湯やウコンの力も生薬を利用した漢方だといえます。

ニキビに効果的な漢方薬とは？

ニキビに効果的と言われいてる漢方は
・当帰芍薬散(トウキシャクヤクサン)
・清上防風湯(セイジョウボウフウトウ)
・桂枝茯苓丸(ケイシブクリョウガン)
などが挙げられます。いずれの漢方も皮膚の炎症を抑えたり、毛穴に詰まった膿みを排出する効果があります。

薬局に行くとこれらの漢方薬は簡単に手に入るのですが、個人買うことはオススメしません。

というのも、まず薬局で売られている漢方は高いです。3000円位したりします。

また個人が判断して漢方を飲むのは、危険です。生命の危険があるというわけではなく、素人が適当に選んだ漢方は症状と違う的外れな漢方を飲んでしまう可能性があるからです。

漢方で治療する場合は、病院がオススメ

漢方薬でニキビを治療したいと考えている人は、病院に行くことをオススメします。病院にいけば、保険が適用されるのでかなり安い値段で漢方薬を手に入れることができます。

また専門のお医者さんに診断してもらうことで、自分の体質や症状に合った漢方を処方してくれます。病院によっては漢方外来という専門の窓口を用意している病院があるので『お住まいの地域　漢方』で検索するとたくさんヒットすると思います。

実際に漢方治療を受けた雑感

学生時代、どうしてもニキビが嫌で嫌で漢方治療を受けていました。先に漢方治療のデメリットを言うと、時間がかかります。体質をまるごと改善するわけですから、そりゃ時間がかかりますよね。

自分の場合、漢方を服用し始めて3ヵ月後にあ、少しニキビが出来にくくなったと感じ、実際に効果を感じ始めたのは半年後位でした。

今すぐニキビを治したい！という人は皮膚科の治療と併用するとよいかもしれません。

自分の場合、顔がいつも熱くて手足が冷える頭寒足熱タイプだったのですが、これも漢方を飲んで治りました。先生曰く、体内の水と血の流れが悪かったらしくこれを改善するための漢方を処方してもらいました。

漢方を服用する時には二つの種類があります。

一つはティーパックのようなものの中に調合してもらった生薬を入れてもらい、これを毎回お湯で煮出して飲む方法。めちゃくちゃ苦い&手間がかかります。お医者さん曰く、これが一番効果的な服用方法だとか。

そしてもう一つは、パックに入った顆粒タイプの漢方をお湯に溶かして飲む方法。まあまあ苦い、でも手軽に服用できます。お医者さん曰く、煮出す方法よりも効果は薄くなるそうです。

私は、最初自分で煮出して服用していましたが手間がかかるので途中から顆粒タイプに切り替えました。それでも効果は出ていたので、煮出して飲んでいたらもっと効果があっただろうなと思います。

まとめ

いかがでしたでしょうか。根本的なニキビ治療には、体質から改善するのがオススメです。その分、時間もかかりますがゆっくりとしかし確実にニキビが軽減されます。

人によって漢方の向き不向きがあると思いますが、高い化粧品をつけても一向にニキビが治らないという人にはオススメです。ぜひ参考にしてみて下さい。