一生、身体が炎に覆われてしまった男の漫画「ファイアパンチ」が面白い

このマンガがすごい！でも上位にランクインした新進気鋭の藤本タツキ先生による漫画「ファイアパンチ」

なかなか今までにない世界観を持った漫画なので一読の価値ありです。

氷の魔女と呼ばれる者の手により氷河期に突入してしまった世界を描いた漫画です。

「ファイアパンチ」のあらすじ

永遠に吹き続ける雪に覆われた大地。ここで人々はわずかな食料や資源に頼りながら細々と生活していました。

そんな世界で生活しているアグニとルナの兄妹。ルナはなんと兄の腕を切り落とし、村人に食料として提供していました。

この世界では祝福者と呼ばれる特殊な能力を使える人間がいます。この世界をこのような雪まみれの状況に陥れたのも氷の魔女と呼ばれる祝福者の仕業でした。

アグニとルナは再生の能力を持っており、彼らは毎日自分の腕を切り落としては食料として村人に提供していました。

そんな時にベヘムドルグという王国の一団が乗った飛行機がこの村に不時着をします。何でも近くで戦闘をしていたらしく、物資の補給に立ち寄ったとのこと。

そして、各家に保管されていた人肉(アグニの腕)が見つかってしまいます。人肉を食べるという習慣に嫌悪感を感じたこの部隊の隊長ドマは、この村を消滅させようとします。

ドマもアグニと同じく祝福者で彼の使う能力は「朽ちるまで果てない炎」

ドマの攻撃により一瞬で村は炎に包まれてしまいます。しかし、再生能力があるアグニは炎に焼かれたまま朽ち果てることができません。

妹のルナは兄よりも再生能力が低いので、長時間炎にさらされたけ結果絶命します。これを目の前で見ていたアグニは何とか生き延びてドマに復讐をすることを誓います。

色んな意味で衝撃を受ける

まず冒頭からいきなりアグニ兄妹が自分の腕を切り落とし、村人に振舞っている所から物語がスタートします。

その後、この村はそれが原因で焼き払われるのですがその時に妹のルナも死亡します。

急展開過ぎて頭が付いていくのがやっと。そして炎を制御することに成功したアグニがドマに復讐をするのですが、この世界にはまだ知られていない謎がたくさん隠されています。

一度、読み始めたら続きが気になる漫画で、現在既刊は3巻。

まだ読んだことがない人は一度読んでみてはいかが？

好き嫌いがハッキリ分かれる漫画だと思いますが、一読の価値ありです。