小学館が運営する紙面のコミックではなく、Webでのアプローチに特化した裏サンデー。
過去にも当サイトでは裏サンデーで連載されている作品を紹介しました。
ヘルクとかもそうですね。
読者が面白い作品を見つける時は紙媒体に掲載されている作品が多い気がしますが、裏サンデーはまだ一般的ではない面白い作品があるので止められない。
今回、紹介する作品「堕天作戦/修羅胎動」もそんな作品の1つです。ちょいグロ指定されているようですけど、筆者が読んだ感じではあまり感じませんでした。
それよりも堕天作戦の世界観やストーリーが抜群にうまい。これはハマる人はその世界観に惹き込まれるだろうなぁと感じる作品です。
今回は裏サンデーで連載中の漫画「堕天作戦/修羅胎動」を紹介します。それではどうぞ!
「堕天作戦/修羅胎動」のあらすじ
人が支配する地球から、魔族が支配する世界へ。
現在ではこの惑星の派遣を握るのは人か魔人かで争いが繰り広げられています。
そんな中、人間軍に所属するある兵士の噂が。それは不死者と呼ばれる人間(?)でどんな攻撃を加えても立ち所に回復してしまうというもの。
ちょうど人間と魔人が戦っている最中に、不死者と思われる人間が魔族に捉えれてしまいます。
彼の呼び名は不死者やアンダーと呼ばれています。(地に潜む者、アンデッドの略称とも)
魔人側がどんな魔法を使ってバラバラにしてもたちどころに回復してしまうので、処刑用にということで彼の処遇は留保されることに。
アンダーは人間側に所属していた時でも、爆弾を抱えて敵に突撃するなど散々な扱いを受けてきました。
なんども命を絶たれる中で彼の思考は停止し、生きること自体に、考えることや何かを感じること、感情を出すことさえも億劫になっていました。
しかし、そんなアンダーも魔族側の軍によって処刑される日が決定します。
彼の処刑方法は気球に括り付けて大気圏まで飛ばすこと。おそらくこれでも彼の命は絶たれないと思われていましたが、魔軍の将軍側の酔狂で執り行われることに。
その時に魔族側の研究者の女性も一緒に気球に縛られます。彼女は研究費をくすねたり、裏で将軍の暗殺を企てたりしたことがバレてアンダーと一緒に処刑されることに。
気球に括り付けられて空に上昇していく途中で、アンダーとこの女性は様々なことを話します。
人間と魔人の対立。この世界の解き明かされていない謎。
そして、成層圏に到達した時にアンダーは頭上の星に何か人工物らしきものを見つけます。
世界はまだ自分が知らないことがたくさんある。そう思ったアンダーは、自分を奮い立たせてくれるキッカケとなった女性に感謝すると共に、自分の人生に意義を見つけるため奮起することを誓います。
堕天作戦の世界観
堕天作戦の世界観では2つの種族が対立しています。
人間と魔人側が対立しているのですが、現実世界の文明に関するものが度々登場するので、現代の遥か未来の世界観であるという設定だと思います。
魔人は人間と違い魔法を使えるわけですが、人間側も人工的に魔法を使えるように人体改造をしたり科学技術でもって魔人側に対抗しています。
そして、物語に登場する竜の存在も作中で重要な役割を担っています。
堕天作戦に登場する竜とは?
竜というと空想上の鱗があって火を吹く生物を想像しますが、堕天作戦に登場する竜は違います。
簡単に言うと、戦闘機のようなものです。最初見た時は米軍の戦闘機かと思いました。
中にパイロットが乗れるコックピットがあって戦闘機そのもの。
しかし、この竜と呼ばれる戦闘機は命を持っており自分が認めた者しか乗せないという条件があります。
そして、変形する。ヴァルキリーみたいな感じですね。
この竜が軍にあるか否かで戦況がかなり変わるので、堕天作戦の世界では「竜」という兵器が特別視されています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回、裏サンデーで連載されている漫画「堕天作戦/修羅胎動」を紹介しました。
ちなみにこの漫画、裏サンデーとあとで紹介する小学館の漫画アプリ「マンガワン」で無料で読めます。
更新日が遅いのが残念ですが、これだけの熱量を持つ漫画はなかなか見つからないので全然気になりません。
まだ読んだことがない方はオススメの漫画なのでぜひ読んでみてください。
オススメ漫画アプリは?
よく『オススメの漫画アプリは?』と聞かれるのですが、オススメは『マンガBANG』という漫画アプリです。
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