今ではスーパーで売られ手軽に購入できるようになった、アボカド。森のバターとはよく言ったもので、あのねっとりとした濃厚な味にハマっている人も多いのではないでしょうか。
調理も簡単で、マグロとワサビを混ぜてディップ風に食べたり、サラダに混ぜたりと用途も多彩です。しかし、調理した後に残る種からアボカドを栽培できるってご存知でしたか?
今回は、アボカドの種からアボカドを栽培する方法を紹介します。それではどうぞ!
アボカドの種から発芽させる方法
スーパーからアボカドを買ってきて調理した後、アボカドの種をよく洗いましょう。調理の際に、アボカドに包丁傷が入っても特に問題はありませんので安心して下さい。
しかし、この段階でアボカドの果肉部分が残っていると、発芽を阻害しますので果肉部分はしっかり洗い流して下さい。
種を水に浸けるか、土に入れれば基本的には発芽しますがオススメはグラスに水を注ぎそこにアボカドの種を、半分浸かる程度に入れる方法です。あとは、日の当たる場所で定期的に水を替えてあげれば発芽します。ロックグラスやココットなどの入れ物がオススメです。
15℃以上あることが発芽の条件なので、適せん調整してみて下さい。屋内ですると発芽しやすいようです。発芽までの目安期間は3週間ほどです。
注意点として、寒さに弱い植物なので冷蔵庫で保管したアボカドは極単に発芽率が落ちます。スーパーから買ってきたアボカドでこの用途に使うアボカドは常温で保管するようにして下さい。
発芽をしたら鉢に植え替えよう
発芽して芽が出たら、水耕栽培から鉢植えにシフトしましょう。アボカドは酸性の土を好むので、ホームセンターで土選びをする時の参考にして下さい。
ちなみに、水はけが良いことも育成の条件なので水はけが良い土+鉢の環境も水はけが良くなるように整えてあげるとよいでしょう。基本的には寒さを嫌う植物なので観葉植物として、室内で生育するとよいでしょう。
室内での気温は最低でも10℃をキープするようにして下さい。これ以上下回ってしまうと、葉の先端が黒ずんだり枯れてしまいますので注意が必要です。基本的には乾燥を嫌う植物なので、水やりはこまめに行なって下さい。しかし、水のやり過ぎも根腐れを起こす原因となりますので注意が必要です。
アボカドが実を付けるには、上級者でないと難しい
上記の方法で栽培すると、観葉植物として楽しんで頂けると思いますがアボカドの実も食べたいという人はもう一歩踏み込んだ栽培が必要となります。
というのも、アボカドは結実するのが難しい植物の一つで5000~10000花に一つ位の割合でしか結実しません。しかも雄花と雌花の開花時間がずれるので自然受粉ではかなり難しいです。(というか無理)
なので、ここでは人工授粉の方法を紹介します。上記で述べたように、雌花と雄花で開花の時間が異なるので、複数の栽培をオススメします。開花したら筆に花粉を付けて雌花にちょんちょんと受粉してあげましょう。
不運にも開花が重ならなかった場合や、1本しか植えていない場合は雄花が開花したらそこから花粉が付いている雄花を採取して、ジップロックに包んで冷蔵庫に保存します。雌花が開花すれば、保存しておいた雄花をちょんと付ければ人工授粉が完成します。
しかし、上記手順を踏んでも結実するのはかなり難しいです。観葉植物として愛でてあげるといつかは結実するかもしれません。
まとめ
いかがでしたでしょうか。アボカドは身近な食べ物となりましたが、観葉植物として育てるのも面白いのではないでしょうか。今度アボカドを食べた時に、そのまま種を使って育ててみてはいかがでしょうか。ぜひ参考にしてみて下さい。
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