久しぶりに胸熱なSF漫画に出会ってしまいました。
空を飛ぶことを禁止された世界で、外界の世界を夢見た少年と不思議な竜の物語「リンドバーグ」
小学館の月刊少年サンデーで連載されていた作品で全8巻で完結しています。
内容としては飛空ファンタジー漫画といった感じでしょうか。今回は月刊少年サンデーで連載されていたSF漫画「リンドバーグ」を紹介します。それではどうぞ!
リンドバーグのあらすじ
空を飛ぶことが禁止された国、エルドゥラ。
そこは切り立った崖に囲まれた王国で霧も深く外界との交流を絶った王国です。
その国のボーダー守りとして育ってきた青年ニットは、いつか空を飛ぶことを夢見ていました。
ちなみにボーダー守りとは国境警備のような役職です。
実はニットが空への憧れを抱いていたのは父親の影響です。父親はニットがまだ小さい頃に、事故で死亡しています。
この時の事故というのは手作りの飛行機で国の外に出ようとした際の事故でした。
この国では空を飛ぶことは国王への不敬罪である「飛翔罪」に問われてしまい、罰を受けることになります。
この国では鳥の翼は神聖なもので、それを模そうとするのは王に対する不敬に相当すると考えられていました。
父親もいないニットですが、彼にはプラモという相棒がいます。
物語の鍵を握るリンドバーグ
まだニットの父親が存命な頃に、卵から孵化したばかりのプラモを見つけたニット。
それからニットとプラモは兄弟のように育ってきました。
外見はドラゴンのようなトカゲのような容姿ですが、鳴き声はワンという謎の生物です。
でも、その正体は空を飛ぶことができる幻獣リンドバーグの子供です。
外界から別のリンドバーグがやってくる
ある日、ニットとプラモが暮らすエルドゥラに謎の飛行物体が不時着します。
それはドラゴンのような大きな生物で身体には飛行機のような翼を付けており、人が搭乗していました。
それを見たニットは不時着した場所に行き、搭乗者でもあるシャークという男を保護します。
一方、国内では謎の飛行物体の話題で持ちきりに。この噂を聞きつけた国王は慌てて、その当事者たちを捕まえるように指示を出します。
というのも、国王からすると外界とは断絶した状態が1番良いわけですね。国民を小さなカゴの中に押し込めていた方がずっと搾取できるからです。
シャークと知り合ったニットはシャークからプラモがリンドバーグと呼ばれる幻獣であること、外の世界など色々な話しを聞かされます。
そして、シャークに促されてニットはプラモと一緒にエルドゥラより外の国へ旅立つことを決意します。
リンドバーグはこんな人におすすめ
ある時代のある国の設定で外界の世界を知らない人たち、という設定がどこか進撃の巨人を思わせます。
世界の秘密を知らないという設定。進撃の巨人やファンタジー系の漫画が好きな人にはオススメの漫画です。
また、物語の中心となるリンドバーグという幻獣 ドラゴンのような生物なのですが、これが大空を飛び回るという設定も飛行機などが好きな人は気に入ると思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回、月刊サンデーで連載されていた漫画「リンドバーグ」を紹介しました。
すでに完結している作品ではありますが、まだ読んだことがない人はこの機会にぜひ読んでみてはいかがでしょうか?
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