マンガ大賞2016を受賞したアイヌを題材としたアドベンチャー漫画『ゴールデンカムイ』
そのゴールデンカムイの作者でもある野田サトル先生によるアイスホッケー漫画『スピナマラダ!』が面白いです。
元はフィギュアスケーターだった青年がとある事情により引退。しかし、そこから引越し先の北海道でアイスホッケーに出会い選手として活躍していく漫画です。
今回はゴールデンカムイの作者・野田サトル先生によるもうひとつの作品『スピナマラダ!』を紹介します。それではどうぞ!
スピナマラダのあらすじ
主人公の白川ロウは全日本ジュニアで期待されるフィギュアスケーターでした。母親と二人三脚で将来の金メダルを目指し全てをフィギュアに捧げるのですが、ある日事件が起こります。
全日本ジュニアの大切な大会の前日、母親が居眠り事故により帰らぬ人となってしまったのです。
そして、翌日の大会で好成績を収めるも採点が気に食わなかったという理由で暴れしまい失格になります。(選手の中では最高得点だった)
父親は小さい頃に離婚をしており身寄りのないロウと双子のハルナは母方の祖父に引き取られることに。
その祖父の実家は苫小牧にあり、彼らはそのまま苫小牧に引っ越すことになりました。
東京からいきなり苫小牧に生活環境が変わったことに対する不安の中でフィギュアはもう止めようと決心するロウでしたが、近所にある天然のリンクを見つけてフィギュアへの思いがまだ燻っていることを自覚します。
そのリンクでしばらく滑っていたのですが、どうやらそこはフィギュア用のリンクではなくアイスホッケー用の練習場のようでした。
その練習場を取り仕切るのは地元でも有名なアイスホッケーをしている源間兄弟。
その源間兄弟とリンクの使用を巡り対立するのですが、フィギュア仕込みのロウは源間弟を翻弄する場面もあり・・
最終的にはリンクの氷が割れてアイスホッケーのゴールポストが池の底に落ちてしまい、それをロウが弁償することになります。
その後、自分が通う中学にアイスホッケー部(弱小)があることを知り、使っていないゴールポストを譲ってもらうよう交渉するのですが、アイスホッケーの大会に参加することを条件として提示されます。
そして、アイスホッケーは素人同然のロウですが大会でまた源間弟と再会します。
そしてここから彼のアイスホッケー選手としての道がスタートします。
こんな人にオススメ
スポーツ漫画好きな人にはもちろんオススメの漫画ですが、野田サトル先生のゴールデンカムイが好きな人にもオススメしたい作品です。
フィギュアからアイスホッケーという全く畑の違うスポーツに転身する主人公の成長を描いたスポーツ漫画なのですが、青春真っ只中というか読んでいて熱く感じるものがあります。
アイスホッケー靴でもトリアプアクセルをすることができ、フィギュアで身につけた技術をそのままアイスホッケーに転用して奇抜な攻めを行う主人公の戦略も面白いです。
源間兄弟とは敵対する立場にあるのですが、次第にお互いを認め合う良きライバルとして一緒に成長していきます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回、アイスホッケーを題材にしたスポーツ漫画『スピナマラダ!』を紹介しました。
スピナマラダ!はマンガ大賞2016で大賞を受賞したゴールデンカムイの一つ前の連載作品でもあります。
すでに完結している漫画ですが、全6巻とサクッと読めます。しかも面白い。
まだ読んだことがない人はぜひ読んでみてください。
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