ホラー漫画に定評のある押切蓮介先生による、いじめを舞台とした人間の狂気を描いた漫画『ミスミソウ

ある田舎の学校に転校した少女がいじめを受けるのですが、はじめは軽いいじめでした。しかし、そのいじめがどんどん過熱していき最後は人が命を落とすまでになります。

今回は凄惨ないじめを受けた少女と、その少女が復讐していく様を描いた漫画『ミスミソウ』を紹介します。それではどうぞ!

 

ミスミソウのあらすじ

父親の都合で東京の学校から田舎の学校に転校した主人公の野咲春花。彼女はよそ者だという理由で学校でいじめを受けることになります。

 

家族に心配をさせまいといじめを受けている事実を隠し、毎日のいじめに耐えていました。卒業まであと2ヶ月と迫っていたので、この位の期間ならばいじめにも耐えれると彼女は考えていました。

しかし、いじめを我慢することがいじめグループを助長させてしまうことになります。ある日、いじめの事実を知った両親から学校に行かないようにアドバイスされます。

そのことを知ったいじめグループは、春花の家に乗り込み両親や妹を暴行し自宅に火をつけます。この放火で両親は死亡し、妹は大火傷を負います。

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閉鎖的な集落で、人間の狂気がどんどんエスカレートしていきこのような事が起こったのでしょうか。

両親を殺された春花は、いじめグループに復讐することを誓います。

 

いじめ?というよりも、もはやサイコ

一応、いじめ漫画なんですけどね・・・さすが押切蓮介先生の作品といった所でしょうか、もはやサイコ漫画になっています。

押切蓮介先生の作品は妖怪などを描く作品が多いのですが、今回は初となる人間だけでサイコ漫画を描いています。

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よくよく考えると人間が一番怖いかも。

物語では集落という閉鎖的な空間が、いじめをどんどんエスカレートさせていくのですが自宅に放火するまでエスカレートします。漫画の話しなので非現実的と思いますが、実際のいじめってもっと凄惨ですよね。

だって、人が実際に死ぬんですから。自殺者が出て、初めて事件となり公の場に晒されるわけですが、いじめ被害者が命を落とさないと露見しないのって手遅れですよね。

ミスミソウのようにいじめグループをどんどん殺害していくのも、現実的にやってしまうと逮捕されてしまいますが何らかの法改正をしないといけないような。少年法改正の動きは昔からあるので、それに期待するしかないのか。。

被害者が自殺をしたり警察に相談しないといじめは露見しないわけで、学生時代の単なる思い出になってしまいますよね。

先日、facebookのタイムラインを眺めていたら小学校・中学校時代にいじめのリーダー格だった人が、子供が生まれました!って投稿をしていました。

お祝いコメントに、君のようにいじめのリーダー格になるような子供に育てないようにねってコメントしようかと黒い感情が出てきましたが、もちろん止めました。

多分、その人にとってはいじめた過去なんて忘れていて学生時代の良い思い出しか残っていないんだろうなぁと思います。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。いじめ漫画の中でもかなり壮絶な内容で復讐内容もなかなかにサイコです。

まだ読んだことがない人は読んでみてはいかがでしょうか。オススメの漫画です。

他にも壮絶ないじめの復讐漫画を読みたい人はコチラもどうぞ。

いじめられた側がいじめた人間に復讐していくマンガ『復讐教室』

ミスミソウ: (1) (ぶんか社コミックス)

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