夏になると市場に出回る茗荷(みょうが) 豆腐やそうめんを食べる時に大活躍する薬味ですが、あの独特な辛味が苦手な人も多いのでは。あの文章には出来ないような独特の風味や香りがハマるんですけどね。
普段、あまり意識していませんでしたが茗荷(みょうが)には夏を乗り切るための素晴らしい効能がありました。今回は、意外と知られていない茗荷(みょうが)の効能を紹介します。それではどうぞ!
茗荷(みょうが)にまつわるおさらい
夏になるとスーパーで見かけるようになる茗荷ですが、原産は日本です。(一部ではインドという説もある) 一度植えてしまえば毎年ニョキニョキ生えてくるので、スーパーで買うよりも自分で育てるけっこう面白いです。
実家が茗荷を育てている(厳密に言うと一度植えて後は放置)のですが、夏になると地中からニョキッと頭を出してくるのでポキっと折って収穫します。大量に採れるので毎年、この時期になると送ってもらうのですがやはり香りが最高ですね。
そうめんには絶対欠かせまんし、味噌汁や焼肉と一緒に焼いて食べたりなどレパートリーは薬味以外にも多いです。
しかし、茗荷自体にはいわゆるたんぱく質などの栄養がなく9割は水分で構成されています。身体を作る栄養素は多く含まれていませんが、体調を整える薬効のような成分は含まれています。そして、その成分が夏野菜らしい夏を乗り切るための効果を備えています。
香り成分で夏バテ防止に
茗荷(みょうが)のあの独特な香りにはα-ピネンという成分が含まれています。このα-ピネンには頭をスッキリさせる効果や、食欲増進・発汗作用を整える働きがあります。
また胃腸の調子も整えてくれるので、夏バテ防止には効果的な食材だと言えます。夏バテになってどうしても食事が進まない時は、茗荷を薬味としてかけてそうめんや冷奴を軽く食すのも良いでしょう。
先で述べたように、茗荷(みょうが)自体には栄養素はほとんど含まれていませんので、食欲が戻ったら体力がつく食べ物を食べることを忘れずに。
カリウムでこもった熱を冷ます
茗荷(みょうが)にはキュウリと同じくカリウムも含まれています。カリウムには塩分を取りすぎた際に体外へ排出してくれる効果がありますので、味付けの濃い料理をよく食べる夏にはオススメの食材と言えます。
また、血圧を下げたり体温を下げる効果もあるので夏野菜としてしっかり活躍してくれます。
良い茗荷(みょうが)の選び方
自宅で栽培する場合は、勿体無いので生えてきた茗荷(みょうが)は根こそぎ採りますがスーパーなど店頭で並んでいる際は良いものを選びたいですよね。
①先端が開いていない
②ぷっくり丸みを帯びている
③触った時にしっかり詰まっている
この3つを基準に選んで頂くと良いでしょう。①の先端が開いているものを選ぶとトウが立っているのでエグミが強く、鼻から抜けるようなあの独特な香りがいやらしいものになってしまいます。
また③のように中身がスカスカの物を選んでしまうのではなく、しっかり身が詰まったものを選ぶことをオススメします。
まとめ
いかがでしたでしょうか。茗荷(みょうが)には夏を乗り切ることを手助けしてくれる成分が含まれています。よく昔の人は『茗荷を食べ過ぎると馬鹿になる』と言ったそうですが、夏を乗り切るための頼もしい食材の一つです。
あまり食べ過ぎると胃もたれしてしまうので、適度な量がオススメですが薬味だけでなく色々アレンジしてみて茗荷を楽しんで下さい。
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