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朝、ふと鏡を見てると『あれ?こんなに歯茎下がっていたっけ?』という経験はありませんか。気付いたら下がっている歯茎は、口内環境を悪化させる原因にもなります。

 

しかも一度下がってしまった歯茎は自然治癒では元に戻すことが出来ません。病院で専用の治療を受けないといけないわけです。

中には、保険の対象外の治療法もあり高額になる場合もあります。何より、歯茎が下がってしまうと見た目的に気にしてしまいますよね。今回は、歯茎が完全に下がる前に知っておきたい歯茎が下がる原因とその対策方法を紹介します。それではどうぞ!

 

歯磨きをゴシゴシ磨いている

歯茎が下がる原因の一つに、毎日の歯磨きで必要以上の圧力を歯茎にかけていることが挙げられます。歯はゴシゴシ磨けば白くなるというものではありません。適切な圧力や角度、時間を意識することが重要です。ましてや歯茎は歯と違い、柔らかく刺激に敏感です。

 

使用する歯ブラシの硬さや、歯磨きをする時の歯茎への配慮を意識しましょう。『最近、歯茎が下がってきたなぁ』という人は、まず歯磨きの方法を見直してみて下さい。

 

眠っている時に歯ぎしりをしている

自分では気付きにくいかもしれませんが、眠っている時に歯ぎしりをしている人も注意が必要です。歯ぎしりをしている時、奥歯には70~100kgもの圧力がかかっています。それだけ負荷がかかっていればあのギリギリという音は出ますよね・・

実は歯ぎしりは普通の人でも、毎晩10分前後はしています。特にストレスや疲労が蓄積された時は、歯ぎしりが顕著に出るようです。しかし、歯ぎしり常習者の人はこの時間が異常に長いのです。こういった人は注意が必要です。

 

歯ぎしりをすることで骨が磨り減り、その分歯茎も下がってきます。歯ぎしりが起こる原因は大きく2つあり、『噛み合せの悪さ』と『ストレス』から来ます。

 

成人してから矯正するのはなかなか難しいと思いますし、ストレスをなくすというのも難しいです。すぐに出来る対策方法として、睡眠中にマウスピースをはめる治療法があります。これは、歯科医院に相談をすれば作ってもらえるので、歯ぎしりがひどい人は導入を検討してみるのも良いでしょう。歯ぎしりをする度に歯は磨り減っています。それが10年、20年続いていくと歯にかける負担は計り知れません。

 

爪を噛む癖がある

爪を噛む癖がある人も注意が必要です。爪を噛んでいる時は、歯茎を傷つけていることもあります。爪を噛むことが常習化している人は、歯茎を下げる主たる原因になっているかもしれません。

何よりも深爪の原因になったり、爪の見た目が悪くなったりと悪いことだらけでなので爪を噛む癖がある人は、即刻止めるべきでしょう。

 

歯周病で歯茎が下がる

歯茎が下がる原因に歯周病も挙げられます。歯周病は歯茎を下げるだけでなく、歯茎の土台である骨を溶かす病気でもあります。日頃からこまめに口の清掃を行い、歯周病対策をすることが歯茎を下げないことにも繋がります。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。歯茎が下がる原因には様々なことが絡んでいますが、歯ぎしりや歯並びの矯正以外、すぐに実践できる対策もあります。

毎日の歯磨きを見直してみる、爪を噛む人はその癖を止める、歯周病対策をする、この3つはすぐに始めれると思います。冒頭でも述べましたが、下がった歯茎は自然回復をしません。下がった歯茎の部分に他の歯茎を移植するなど、専門の治療が必要となります。そうならないためにも、まずは日頃のケアから気をつけてみてはいかがでしょうか。

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