元は小説からスタートし、その後アニメ化、漫画化された人気作品「獣の奏者」が面白いです。
原作が小説の場合、漫画化されることによって原作の世界観が壊れるという意見もありますが、漫画版「獣の奏者」に関してはそういったことがないと思います。
原作知っている人も、知らない人もおすすめできる漫画。今回は漫画版「獣の奏者」を紹介します。それではどうぞ!
獣の奏者のあらすじ
リョザ神王国の国防を担うとある村。
この村では闘蛇と呼ばれる生物が飼育されています。強い力を持つ闘蛇は戦争で重要な役割を担う兵器として育てられています。
村に住むエリンは母との二人暮し。エリンの母は闘蛇を飼育する重要な役目を担っていました。
しかし、ある日村の闘蛇が死んでしまうという事件が起きてしまいます。
闘蛇は国王からの大切な預かりもの。闘蛇を死なせたことは管理不行き届きで、必ず裁かれることになります。
母親の処刑が決まる
報告を受けた監察官が村を訪れ、闘蛇を死なせてしまった罪を激しく問われます。
闘蛇の世話係だったエリンの母も例外ではなく、激しい尋問の末に処刑されることが決まります。
この時に問題を大きくしたのは、エリンの母親がアーリョ(霧の民)であったこと。この世界ではアーリョと呼ばれる民族がいるのですが、人々は不思議な術を使う民族と畏敬の念を持っています。
エリンの母親の処刑方法は野生の闘蛇に生きたまま食い殺されるというもの。そして、処刑の日にエリンは母親を助けに自ら処刑場に向かい母を助けようとします。
幼いエリンが自らの命を投げてまで来たことに心を痛めた母親は禁術とされる闘蛇を操る術を垣間見せ、エリンだけでも救出しよとします。
命からがら生き延びたエリン
母親の機転により、命からがら逃げることができた。
エリンは村から遠く離れた場所で蜂飼いの男性に保護されます。
心優しい男性で、エリンの境遇にも深く突っ込まず保護してくれます。この男性の下で教養を身につけ、エリンはすくすくと成長していきます。
獣の奏者の読みどころ
今回の記事では全てを伝えることができなかったのですが、一番の見所は練りに練り込まれた世界観だと思います。
もう別世界が広がっちゃっています。霧の民アーリョの謎など、まだまだ明らかになっていない謎やストーリーがたくさんあります。
原作も4部構成と長編小説でしたしね。壮大なスケールとエリンという一人の女の子がこの世界でどう生きていくかを描いた作品です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回、小説から漫画化した作品「獣の奏者」を紹介しました。
ちなみに全部で11巻で完結となります。さくっと読めるわけではないですが、1巻目を読むとその魅力的な世界観に引き込まれると思います。
オススメの作品なので、まだ読んだことがない人はぜひ読んでみてください。
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