エデンの檻やデストピアでおなじみの山田恵庸先生による最新作、「サタノファニ」
人間の極限状態やサスペンスを描くと天才ですわ・・・
突如、殺人鬼と豹変する女性受刑者が集められた監獄で行われるデスバトル。
エデンの檻とはまた違った作風の作品で今、気になっている漫画の一つでもあります。
今回は山田恵庸先生による最新作、「サタノファニ」を紹介します。それではどうぞ!
「サタノファニ」のあらすじ
主人公の甘城千歌は本人に自覚はないものの、学園一の美少女。
友人も恵まれる彼女ですが家庭内では両親とうまくいっておらず、寂しい日を過ごしています。
そんな彼女のために先輩が男たちを引き連れてクラブに誘ってくれます。
初めてお酒を飲み、先輩に引き連れられた先で男たちに襲われてしまいます。先輩と男がグルで騙されたわけですね。
しかし、この時に千歌はその場にいた男女5人を殺害します。
当然、警察の御用となった千歌ですが彼女が送られた監獄は特殊な監獄であり彼女には厳しい試練が待ち受けていました。
メデューサ症候群とは?
この漫画を語るうえで欠かせないのがメデューサ症候群というもの。
千歌はこの病気を発症し、殺人を犯してしまったとのこと。
そして、彼女が移送される羽黒刑務所はこうした受刑者専門の刑務所です。
昼間はみんな普通の女の子のようにふるまっていますが、夜になると殺人衝動が目覚めるのか受刑者同士で殺し合いを始めてしまうというなんとも言えない環境・・・
「サタノファニ」のおすすめポイント
①バイオレンスとエロスが交錯するめちゃくちゃな展開
エデンの檻では人間の極限のサバイバルが描かれていましたが、サタノファニでは暴力描写が凄まじいですね。
グロ系の漫画が苦手な人にはおすすめできないですが、割といけるという人にはおすすめできる漫画かもしれません。
②安定のスターシステムで往年のキャラが蘇るぞ
山田恵庸先生の特徴が前作で登場したキャラクターが本作でも登場するというスターシステムを採用しているところ。
サタノファニでもエデンの檻やデストピアのキャラクターが数多く登場します。
石動ミイナやモブキャラでマリヤなんかも登場します。
サタノファニの感想
いかがでしたでしょうか。今回、山田恵庸先生の最新作「サタノファニ」を紹介しました。
エデンの檻やデストピアに比べるとかなり描写が激しくなっている作品ですが、ベースとなるサスペンスや展開のテンポの良さはさすが山田恵庸先生といったところです。
まだ、読んだことがない人は面白い漫画なのでぜひこの機会に読んでみてください。
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