この衝撃は久しぶりかも。
死体が遺棄された物件の清掃を行う特殊清掃員の主人公が怪事件に巻き込まれて行く様子を描いた漫画。
少年ジャンプ+にて2017年2月から連載が開始した本作。
間違いなく今年、連載が開始した漫画の中で自分が読んだ漫画の中で5本の指に入るくらい面白い!
今回は猟奇殺人事件を題材にした漫画、ROUTE END(ルートエンド)を紹介します。それではどうぞ!
ROUTE END(ルートエンド)のあらすじ
特殊清掃業に勤務する、主人公の春野。
彼は幼い頃に母親が自殺で亡くすという経験をしています。
そんな彼が大人になって選んだ職業が「特殊清掃員」という仕事。
この仕事は自殺や他殺で人が亡くなった部屋の清掃をする仕事。
人が亡くなりそのまま放置されると死体が腐り、腐臭や汚れが部屋に染み付きます。
それを清掃するのが特殊清掃員という仕事。なかなか身近な職業じゃないですね。
エンド事件
春野がいつものように仕事をしていると、ある事件があった部屋の清掃を依頼されます。
その事件というのは、世間を騒がせているエンド事件というもの。
この事件は、犯人が被害者の身体をバラバラにし、そのバラバラになった遺体でENDの文字を事件現場に残すことからこの名前が付けられました。
うえ・・・猟奇的過ぎますね・・・
こういった特殊清掃では、腐った体液や血液が床板にしみ込むので、床板ごと外すわけですがこの時に床板を外すと床下から白骨遺体が発見されます。
社長が5人目の被害者に
白骨遺体の発見を機に、春野が務める社長が失踪したりと春野の身の回りでは不可解なことが起きていきます。
そして、失踪した社長が見つかるわけですがエンド事件の被害者として発見されます。
後日、この事件があった部屋の清掃を春野が担当するわけですがこの時に、社長に世話になった過去を思い出しながら号泣する春野。
警察の捜査が一向に進展しないこともあり、自らエンド事件の犯人を探すことを決意します。
ROUTE END(ルートエンド)の登場人物
春野
本作の主人公。幼い頃に母親を自殺で亡くした過去を持つ。
現在は特殊清掃員として勤務。
橘社長
春野が務める特殊清掃会社の社長。
母親が自殺してどん底に落ちていた春野を救う。しかし、エンド事件の被害者として発見されてしまう。
五十嵐
エンド事件を担当する女性刑事。
春野と同じように身内が自殺した過去を持つ。
ちなみに春野が現在住んでいるマンションは、五十嵐の弟が過去に住んでいた部屋でもある。
エンド
エンド事件の犯人で、具体的な手がかりは見つかっていない。
殺人現場には必ず人文字でENDと残すことからその名前が付けられた。
ROUTE END(ルートエンド)の感想
最初にこの漫画を見た時になにかデジャヴのようなものを感じました。
この感じは小栗旬さん主演で映画化されたミュージアムを読んだ時と同じ感じだと。
怖い漫画だけど読み進めてしまう・・『ミュージアム』がガチで怖い
内容がパクリで似ているとかではないです。初めてミュージアムを読んだ時のグイグイ引き込まれる感じ、極上のミステリーを漫画で読んでいるような感じになりました。
エンド事件という猟奇的な連続殺人事件を中心にそれぞれの人間が複雑に絡んで行く様子は続きがとても気になります。
それぞれの登場人物が、複雑な過去を持ち合わせていて、それが事件とどのように関連していくのか?エンドの正体は?など続きがこんなに気になる漫画に出会ったのは久しぶり。
おすすめの漫画なのでまだ読んだことがない人はぜひ読んでみてください。
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