ホーリーランド、自殺島の森恒二先生による現代人が太古の地球にタイムスリップするとどうなるのか?という物語を描いた漫画「創世のタイガ」
その創世のタイガ5巻を読んだ感想となります。
創世のタイガのネタバレを含む内容となりますのでネタバレNGな人はこちらをどうぞ。
OKな人はそのまま読み進めてください。それではどうぞ!
ネアンデルタール人との戦いの末に
タイガたちが暮らす集落近辺ではネアンデルタール人との衝突が激しさを増しています。
タイガたちがタイムスリップした時期はネアンデルタール人とホモ・サピエンスが共生する世界。
粗暴な根アンデルタール人タイガたちが暮らす集落に襲撃を仕掛けてきます。
奇襲に遭いながらも、タイガの奮戦で仲間を守ることに成功したタイガたち。
一方でレンは現実逃避をし逃走・・・
ネアンデルタール人を撃退した後に、呼応するかのようにお互いを鼓舞するタイガとナクム。かっこいい・・・
適応するメンバー、適応しないメンバー
ネアンデルタール人との戦いがキッカケでタイガたちは集落の仲間から認められます。
居住地も変わり、お互いに信頼関係を築いていくわけですがここに来てタイガのグループ内で不協和音が。
タイガはネアンデルタール人から仲間を守るために、殺人を犯したわけですがそのことをレンに責め立てられます。
自分は一目散に逃げていたんですけどねw
彼のようにいつか帰れるだろうと考えている人間と、タイガのように帰ることができるかもしれないという不確実なことよりも、この世界にどう適応するか?どう生き抜くかと考える人間に分かれます。
こうした出来事があって以降、レンとタイガは何かにつけて衝突することになります。
安住の地を求めて移動する仲間たち
ネアンデルタール人との一件が落ち着いた後に今度はまた別の問題が勃発します。
それはマンモスの群れが集落に近づいてきていること。この時代の設定はまだ人類が弱小な存在であった頃。
マンモスは狩猟の対象ではなく、厄災と捉えられて人類は対抗する手段をまだ持っていません。
マンモスの襲来、ネアンデルタール人たちとの脅威、様々な脅威が発生しタイガやティアリたちは現在住んでいる土地を離れなければならない選択に迫られます。
村で今後、どこに移住するのか?リスクは覚悟でこの地に残るのか、という話し合いがされている時にタイガはマンモスを討伐することを提案します。
災厄、マンモスとの戦い
タイガが提案したのは銛と縄による討伐作戦。一度身体に食い込むと外れにく銛に縄をつけて複数打ち込んで動きを封じようというもの。
最初、マンモスの討伐に懐疑的な村人たちでしたがタイガがこの武器を使ってヘラジカ(大型のシカ)を討ち取ったことで考えが変わります。
そして、作戦を決めてマンモスを討ち取ることに・・・ここで創世のタイガ5巻は終了。
タイガ5巻の感想
ますます面白さを増す展開
すごい盛り上がりようと思いましたが、まだ創世のタイガって5巻なんですよね。
自殺島からサバイバルを描くことが増えましたが、まさかこんなリアルなタイムスリップものを描くことになるとは。
5巻の見どころはタイガがネアンデルタール人を撃破して勝利の雄叫びをあげるところ。
完全にこの時代に溶け込んでいるし、大学時代に生きがいを見出せなかったタイガがこの時代に自分の生きがいや生きる意味を見つけたような瞬間でもあります。
ティエリとタイガの関係
創世のタイガの恋愛パートと言いますか、ティエリとタイガの関係も気になるところ。
ティエリは雄々しく戦う姿と、タイガの友人女子(男性に守られている女性)を比較して自分は可愛くない・・・と凹んでいるところが何とも微笑ましい。
タイガがいきなりマンモスを倒すだの突拍子もないことを言いますが、ティエリがうまいことフォローしてくれているのもお似合いの二人だなと感じます。
不安の種は仲間内にあり
以前からも仲間とタイガの考え方の違いに意見が分かれていましたが、ネアンデルタール人の襲撃以降その差は決定的なものになります。
とは言っても全員がタイガの反対派に別れたわけじゃないんですけどね。レンがタイガの考えに付いていけないようで、この溝が将来何らかの形で顕在化しそうです。
まとめ
創世のタイガ5巻の感想を紹介しました。
ネアンデルタール人の次はマンモスですか!人類はこうやって進化していくんだなと思うと、読む手が止まらないくらい面白い作品です。
まだ読んだことがない人は面白い作品なのでぜひ読んでみてください。
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