突如、街に大量発生した妖怪たちと戦う運命になった4人の神器使い。
神器使いと呼ばれる彼らが戦いぬく様を描いた妖怪SFバトル漫画です。
今回はこのおとぎ奉りの最終回の感想、振り返りとなります。
おとぎ奉りのネタバレを含む内容になりますので、ネタバレがNGな人はこちらの記事をどうぞ。
おとぎ奉りのネタバレがOKな人はそのまま読み進めてください。それではどうぞ!
おとぎ奉りのあらすじ
おとぎ奉りの最終回を振り返る前にざっとあらすじの紹介を。
平和な田舎町である宮古野市に突如、発生した妖怪。
彼らは容赦なく人間を襲い、人知れず怪事件として警察が動き出す自体になります。
この街に住む学生の妖介も同じく妖怪に襲われてしまいます。
この時に祠を間違えて破壊してしまったことがキッカケで、宮古野市の四方を守る守護神の一角、朱雀の力を手に入れます。
襲ってきた妖怪をなんとか退けた妖介ですが、朱雀の力を手に入れる時に自分の未来、つまり寿命を奉納してしまうことに後から気づくことになります。
この時から妖介と他の神器使い、妖怪を巡る戦いが繰り広げられます。
ラスボスの登場
一話目から眷属と呼ばれる妖怪たちと戦うわけですが、この眷属は全て六条重臣と呼ばれる昔の貴族(確か平安くらいだったはず)が兄に裏切られ一族を滅ぼされた怨みから発生したものです。
この重臣ですが、生前の頃から妖術を得意としており死後もなお眷属を従え宮古野市を拠点に人間を襲います。
本人はただ家臣(眷属)たちと静かに暮らしたいだけとは言っていますが、主食が人間ということもあり到底現代人としては容認できない存在なわけです。
なぜ神器使いが生まれたのか?
生前の頃から圧倒的な妖術を持っていた重臣の存在を恐れた兄はやられる前にやる精神で襲撃をかけるのですが、重臣の反撃に遭いお互いが滅びるまで争い続けます。
この時に兄側が用意した重臣や眷属に対抗する手段が神器だったわけです。
つまり、神器使いと眷属の戦いは現代からスタートしたものではなく重臣の代から続く争いだったわけですね。
重臣の圧倒的強さに一度は敗れる
眷属の貢献もあり後半部分ではこの重臣が復活を果たします。見た目はタヌキ親父のような風貌なのですが、強いのなんの。
左手は復活の術、右手は破壊の術を駆使し神器さえも砕くという破壊力。
さらに左手はどんな傷を負っても復活させるという能力を持っているので、妖介たちが眷属をいくら倒しても倒しから先からどんどん復活させるというチートっぷり。
重臣の強さの前に蝦夷先生は死亡し、残りの3人も窮地に陥ります。
この時に妖介は自分の残りの寿命を全て捧げるくらいまでに追い込まれています。
能力を逆手に取り勝利
蝦夷先生も死亡し、追い込まれる妖介ですが活路を開いたのはいろり。
いろりは重臣の術で片腕を吹き飛ばされていましたが、重臣が家臣を蘇らせる瞬間を待っていました。
この時に自分の腕と同時に蝦夷先生を復活させ一気に形勢を逆転。
さらにケンジが重臣の復活の術が使える腕を切り落とし、眷属を復活させるのを阻止します。
そして、妖介が重臣の眉間に弓矢を叩き込みトドメを刺します。
最終回はどうなる?よもぎと妖介の恋の行方
無事に重臣を倒した一行ですが、朱雀が妖介の寿命を回収しにやってきます。
この時によもぎは妖介を守るために、朱雀を初めとする四神を封印するという手段に出ます。
眷属を倒しお払い箱になったら神をも封印するとは欲深き人間めと罵られますが、四神を封印し妖介たちを守ることに成功します。
その後、戦いの怪我により妖介は長期で入院をしますが退院後によもぎと面会し告白?のようなものをする場面も。
よもぎの彼氏は自ら身を引いたっぽいですね。そして、眷属の戦いに巻き込まれて記憶喪失だった潤子の記憶も戻りハッピーエンドで無事に完結。
おとぎ奉りの感想
全8巻とちょうど良いボリュームの作品でした。
妖怪バトル漫画ということで、うしおととら好きな自分としてはかなり楽しめました。
8巻という短い期間でしたが、画力がどんどん上がっていく様子もすごいの一言。
おとぎ奉りの後は後作のBTOOOM!に続いていきます。
神器という4つの武器を駆使して妖怪と戦う様はまさに王道のバトル漫画そのもの。
展開も早く、さくっと読めるところがまたいいですね。
おすすめの漫画なのでまだ読んだことがない人はぜひ読んでみてください。
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