2016年12月から公開が開始された人気ヤクザ漫画「土竜の唄」を題材にした映画「土竜の唄 香港狂騒曲」
生田斗真さん主演の映画でぶっ飛んだ役を演じています。
映画の舞台となったのは、漫画中に登場した香港編です。今回は映画の内容ではなく、漫画の方の香港編を振り返りたいと思います。
土竜の唄のネタバレNGな方はこちらの記事をどうぞ。
土竜の唄のネタバレがOKな方はそのまま読み進めてください。それではどうぞ!
土竜の唄のあらすじ
香港編を紹介する前に軽くあらすじを。
土竜の唄は交番勤務だった警官・菊川玲二が上司の命令により暴力団組織の潜入捜査官(通称、モグラ)となり、日本最大級の暴力団組織・数寄矢会の組長である轟周宝を逮捕するために、ヤクザの世界で成り上がっていく様を描いた漫画。
轟周宝を逮捕するのに必要な決定的な犯罪の証拠を挙げるために、菊川玲二が毎回ありえない位に身体を張るという設定の漫画です。
なぜ香港が舞台?
土竜の唄は日本国内を舞台に展開される漫画ですが、映画では香港が舞台となっています
それはなぜか?
話の途中で、菊川があることがキッカケで中国系のマフィア達と闘うことになるためです。
話しは菊川が兄弟分の日浦と手柄を立てその地位を着実に上げていった所から遡ります。日浦も菊川も阿湖義組に所属していましたが、阿湖義組の組長が逮捕されたことをキッカケに日浦組を立ち上げます。
この独立を轟周宝が認める交換条件として暗に提示したのが、菊川の身柄を引き受けること。菊川を自分や家族の護衛として迎え入れるわけですが、これは日浦から菊川を人質にとった意味もあります。
そして同時に轟周宝が日浦に依頼したのは最近、勢力を増やしつつあるチャイニーズマフィアの仙骨竜を始末すること。
国内で好き勝手暴れている仙骨竜をいつかは処理しないと思っていた轟周宝でしたが、その仕事を新しく独立した日浦に依頼しました。
依頼通りに仙骨竜のアジトを潰していく日浦ですが、その時に仙骨竜側の報復措置として行われたのが轟周宝の一人娘である轟迦蓮(かれん)を誘拐することでした。
ちなみに映画では轟迦蓮(かれん)役は本田翼さん。
一方、轟周宝や家族の護衛として迎え入れられていた菊川ですが、ちょうど轟迦蓮が拉致される場所に居合わせていました。
そして、菊川の目の前で迦蓮は拉致されてしまいます。迦蓮の行方を追う菊川ですが、仙骨竜の行き先は香港の人身売買オークション。
そこで誘拐された迦蓮はオークションにかけられることを知った菊川は単身、香港に乗り込みます。
この時に日浦も助太刀にやってきて、菊川&日浦コンビが香港で暴れることになります。
日浦が香港で取った作戦
何も手がかりがないまま香港に乗り込んだ2人ですが、日浦にはある作戦があるようで。
日浦の提案で向かった先は香港のキャバクラ。そこで普通に飲み食いをするわけですが、オークションの開始時間が刻一刻と迫る中で菊川は焦ります。
一度、売買が成立してしまって迦蓮の身柄が引き渡されてしまえば、それ以上追跡することは困難になるためです。
日浦は頃合いを見計らいキャバクラで大暴れをします。すると、キャバクラのケツ持ちがやって来て・・・
日浦の狙いは
キャバクラで暴れる→ケツ持ちが現れる→チャイニーズマフィアと繋がりがある
この流れで、そのまま仙骨竜のアジトを突き止めるという方法でした。この方法がうまく行き仙骨竜のアジトを突き止め、オークション会場の情報を掴みます。
菊川達はオークション会場へ乗り込む
オークション会場へ潜入した菊川達は迦蓮がやはりここに拉致されていることを突き止めます。
しかし、敵側も菊川達が香港に上陸している情報を掴んでいるので護衛の人間を会場にたくさん配置しています。
この時に菊川が取った行動は、まず中東のお金持ちに変装し会場に潜入します。
オークション中は警備が厚いので落札後のお金の引渡しがされる頃を狙って、迦蓮を連れ去るというものでした。
この方法はうまく行き見事、迦蓮を救出することに成功します。
しかし、その後屋上に追い詰められ屋上からパラシュートを付けてビルから飛び降りるなどの大立ち回りを演じた後に無事に逃げ出すことに成功します。
まとめ
今回、映画「土竜の唄 香港狂騒曲」の元となった漫画の方について言及しました。
映画と漫画で細かい部分は若干異なっていますが、映画も漫画も面白いです。
今回の映画のプロモーションで知名度もさらに上がったと思いますが、最近土竜の唄を知ったという方はオススメの漫画なのでぜひ読んでみてください。
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