スタンフォードの監獄実験っていう実際にあった話しは知っていますか?
無作為に集めた学生を『看守役』『囚人役』に分けてその経過を見守るっていう内容なのですが、看守役に分類された学生が本当に看守になりきって暴走してしまいお蔵入りになった実験です。
これは後に映画化もされたほどで物議を醸した実験なのですが、今回はその監獄実験に着想を得たような漫画『監獄実験』を紹介しようかと。
看守役は自分が指定した囚人役と一ヶ月間一緒に過ごすっていう漫画なのですが、人間の怖い部分が描写されてなかなか面白いです。
今回は読むと人間不信に陥りそうな漫画『監獄実験』のネタバレを含んだ感想となります。
監獄実験のネタバレがNGな人はこちらの記事をどうぞ。
ネタバレOKな人はそのまま読み進めてください。それではどうぞ!
監獄実験2巻のあらすじとネタバレ
前巻からスタートした監獄実験。
3組6名で囚人役と看守役に分かれて、一緒に過ごすというもの。主人公の江山は今まで自分をいじめてきた桐島がターゲットになります。
しかし、江山はイマイチこの実験に馴染めずにいますが、実験中に桐島に指を噛みちぎられたことをキッカケに吹っ切れ桐山に暴行を加えていきます。
江山からパートナーを倒してしまったと報告が入る
監獄実験のゲームがスタートしてしばらくすると、江山から担当の原川宛に連絡が入ります。「監禁相手を殺してしまった」と。
原川が現場に急行するとそこにいたのは桐島ではなく、三崎のパートナーである戸宮の遺体が転がっていました。
あとで担当ルームで監視カメラの録画を見返すとそこには凄惨な現場が映し出されていました。
そこで行われていたのは江山の提案でスタートした骨潰しゲーム。
このゲームでは先にターゲットに根をあげさせたほうが勝ちというもの。
それまでに交互にターゲットを鈍器やらナイフやらで傷つけていくとういもの。
そして、そのゲームの果てに三崎のターゲットは命を落としたのでした。
しかし、ターゲットを殺してしまったのでここで三崎は失格になります。通常だとここで追放されるのですが、そのまま他の人間のゲームが終了するまで待機を命じられます。
一方、勝又は
一方、もう1人の監獄実験参加者の勝又はとある病院を訪ねていました。
彼が見舞いに来たのは娘の幸。
彼女は4ヶ月前に公園のトイレで複数の人間から暴行されたあと、植物人間状態になっていました。
この時に勝又は娘をこんな目に遭わせた人間に復讐を誓いますが、事件から1週間後に妻は置手紙だけ残して行方をくらませました。手紙には「もう限界です」の文字だけが。夫と娘を残して逃げたわけですね。
勝又が監獄実験のゲームに参加したのはその賞金で娘をこんな目に遭わせた人間達を追い込む資金のためです。
早い段階で江山の名前がバレる
一方で江山の名前はすでに桐島にバレていました。
まぁ、本人も最初から隠す気はなかったみたいですしね。しかし、当の江山はそんなことをどこ吹く風で次の名前当てまでいかに桐島を追い込もうか考えていました。
そして、ここから江山の本当の追い込みが始まります。
ハンマーで桐島の顔面を叩く、腕を折る・・・
脱走を試みる桐島
回を重ねるごとに激しくなる江山の暴行に桐島の体力は限界を迎えていました。
ここで、桐島は監獄実験のオプションを思い出します。
それは特定のお金を支払うことで任意のオプションを選択できるというもの。
もちろん、桐島が選んだのは10分間の拘束具解放。これにより監獄実験が行われている建物からの脱出に成功します。
しかし、街の光が見えた手前でタイムオーバーとなりまた建物に引き戻されてしまいます。
監獄実験の主催者の登場
監獄実験2巻の後半ではこのゲームの主催者を名乗る老人が登場します。
名前を九字間(くじま)
その九字間(くじま)と原川が電話で話しているシーンで意味深な発言があります。
九字間(くじま)「桐島から目を離すな。彼女の全てを見届けろ。それがお前の役目なのだから」
うーん、何ですかね?この時点ではまだ情報が足りなくて分からないですね。
ちなみに、この時に九字間(くじま)は江山に興味を持ったらしく会いたいとも発言しています。ここで2巻は終了。
監獄実験2巻の感想
江山の覚醒から本格的に監獄実験が進行していきます。
桐島はボコボコに江山にやられていますね・・・いじめっ子とはいえ、これはちょっと可哀想な・・・
また、監獄実験を運営する側の思惑も見え隠れしており、これからどういった形で展開するのか続きが気になります。
オススメ漫画アプリは?
よく『オススメの漫画アプリは?』と聞かれるのですが、オススメは『マンガBANG』という漫画アプリです。
無料配信されている作品が多くあり「アカギ」や「僕は麻里の中」など10000冊のマンガが無料で読めます。オススメ!
⇒マンガBANGを無料でインストール
あなたにオススメ