リアルでも人気のゲーム「人狼ゲーム」をコミックにした漫画ですが、リアルゲームと違うのは負けると死が待っているところ。
極限状態のプレイヤーの駆け引きが面白い漫画人狼ゲームクレイジーフォックスの最終話感想です。
誰が生き残るか?人狼の正体などに触れているのでネタバレ注意です。
人狼ゲーム クレイジーフォックスのルール確認
読んでいると途中で分からなくなるので、いったんルール確認を。
人狼ゲーム クレイジーフォックスは4巻で完結しますが、短い話しの中で展開が目まぐるしく変わるので気を抜くと置いていかれそうになります笑
- 参会者は合計12名
- 人狼3名・狐1名・それ以外は村人に属する
- 狐は人狼に襲撃されても死なないが預言者に占われると死ぬ
- 村人の中には預言者が1名いる。預言者は毎晩、プレイヤー1名を調べその正体を知ることができる
- 村人の中には用心棒が1名いる。用心棒は毎晩、人狼の襲撃から自分以外のプレイヤー1名を守ることができる
- 村人の中には霊媒師が1名いる。霊媒師は毎晩、処刑された人間が村人か人狼だったか知ることができる
- 人狼を全員処刑できれば村人の勝利。村人を全滅できれば人狼の勝利。いずれも狐が生き残っていた場合は狐の単独勝利
樋口に人狼と指摘されるあやか
人狼である樋口から、人狼じゃないの?と指摘されるあやか。
突然の攻撃に戸惑いますが、彼女はここで霊媒師であるとカミングアウトします。(本当は狐)
これは策略でもなんでもなく、思いついたままを言っただけ。しかし、この一言が意外にも刺さり処刑は樋口に決まります。
こずえの提案
その日の夜にこずえが提案したのは人狼と疑われている人物を縛って身動きを取れなくする案。
もし、誰も死ななければ縛られた人が人狼。他に誰かが死ねば縛られた人は人狼の疑いが晴れるという作戦です。
この状況で考えつくのはすごいですよね。すごく合理的。
ただ、本当に人狼である有希が受け入れるはずもなく理由をつけて猛反発。
しかし、全員を縛るという形で収束し縛る人間を1名じゃんけんで選出し、その他を全員ベッドに固定することになります。
襲撃に成功
じゃんけんで勝ったのは桃子、そして夜に突入します。
全員縛ることを条件に了承した有希ですが、どんなに暴れてもロープが外れません。
しかし、枕にナイフがあることに気づきそれを使って脱出。
彼女が向かった先は小澤梢の部屋でした。もともと、この拘束案を提案したのも梢。
3人目の人狼がまだ姿を表していないこともあり、その確認のため襲撃。
結果的には梢は村人陣営で有希は襲撃に成功。ただ、この時に梢が激しく抵抗したため頬に傷を負ってしまいます。
正体をバラした有希
頬の傷のせいでこれ以上、隠し通せないと考えた有希は自ら正体をバラすことにします。
有希に残された最後のカードは狐の存在。
村人側は人狼も処刑しないといけませんが、狐が残っている狐の単独勝利なので狐も吊らないといけません。
自分の正体がバレた以上、生き残る方法はもうないわけですが1日でも長く生き残りたいと考え先に狐を処刑すべきと提案します。
ただ、この段階で狐が生存しているかどうかは分からないんですどけね。有希はあやかが狐であることに気づいていますが、他のメンバーは気づいていません。
多喜川の正体
ここでジョーが突然、多喜川を占ったと突然カミングアウト。
あやかは多喜川くんに惚れており、彼を人狼だと思い手助けできるよう立ち回っていました。
しかし、ジョーの口から発せられたのは村人陣営であること。今までの多喜川の行動を振り返ると人狼陣営に加担している節があり人狼だと思っていたわけですが違っていました。
3人目の人狼の正体
ゲームが開始してからずっと姿を現さなかった人狼の正体が明らかになります。
3人目の人狼はヤンキー風のめありちゃん。
彼女は1回目のゲームの生き残りで樋口からめありちゃんは手を下さなくていいと言われてたわけです。
さらに、めありから衝撃の一言が。それは多喜川くんもめあり陣営であること。
どうやら、多喜川・めあり・樋口は2回目のゲームで前回ゲームですでに顔見知り
今回、樋口とめありは人狼でしたが多喜川だけが村人といういびつな関係に。しかし、当の多喜川くんだけはめありのことを村人と思い込んでおり、めありが全て裏で糸を引いていたわけです。
さらに、めありは多喜川くんにあやかに票を投じるようにお願いし、多喜川くんもこれを了承します。
運命の投票日
運命の人と思っていた多喜川くんはめありと繋がっていたことを知ってしまったあやか。
しかも、多喜川くんの口からはめありのことを愛しているという言葉まで・・・
そして、運命の投票。
あやか→桃子
ジョー→桃子
桃子→有希
多喜川→あやか
めあり→あやか
有希→桃子
桃子3票 あやか2票 有希1票。
まさかのまさかで有希が桃子に投票。つまり、村人である桃子が処刑された残りのメンバーは
人狼2 村人2 狐1となり、狐の単独勝利。
あやかには1億円が支払われ解放されますが・・・多喜川くんの遺体に抱きつき、血の海で眠り完結となります。
人狼ゲーム クレイジーフォックス4巻の感想
コミック化された人狼ゲームはクレイジーフォックスで3作目になると思います。
どのシリーズも4巻前後で終わり、さくっと読めるのが魅力の1つですが欲を言えばもうちょっと長くても良いかなと思います。
もう少し一人一人の人物背景など掘り下げても良かったかなという印象です。
多喜川くんは、ヤンキー娘のめありちゃんと前ゲームの生き残りとして繋がっているそうですが、前ゲームの描写も過去パートとして描いて欲しかった部分もあります。
まとめると、面白いからもっと読んでみたかったというのが本音ですけどね。
今回は狐目線での進行でしたが、一度読み始めると止まらない漫画です。
まだ読んだことがない人は面白い漫画なので、ぜひ読んでみてください。
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