あのガンツ作者の奥浩哉先生の待望の次回作は『いぬやしき』と呼ばれる作品です。主人公の犬屋敷さんがある事故に遭遇し、サイボーグになってしまうというお話し。
第1巻から奥浩哉ワールドが全開で、ガンツにハマッた人は絶対にハマると思います。(内容はガンツっぽくないですが)
まだこちらの作品は完結作品ではなく、最新巻でも話しは途中になります。今回は、いぬやしきを読んだ感想について書きますので、ネタバレNGな方はコチラの記事をどうぞ。
ネタバレ全然OKという方はこのまま読み進めて下さい。それではどうぞ!
犬屋敷はサイボーグに
漫画『いぬやしき』にはガンツのように星人のような敵はいません。主人公である犬屋敷(おじいさん)はサイボーグの身体を手に入れ、その力を人々を助けるために使います。
公園で隕石のようなものに直撃されてこのような身体になってしまったのですが、実は犬屋敷は癌により余命宣告をされていました。しかしこの事故後、身体がサイボーグになったことで癌は消え超人のような力を手に入れていました。
例えるなら、アイアンマンのような感じです。しかし、サイボーグの身体になったことにより犬屋敷という人間は死んでしまったと感じた彼は、今後の人生に絶望してしまいます。人の身体も心も持たないただの機械になってしまったと。
その心の穴を埋めるように彼は人助けに自身の存在意義を見出そうとします。集団リンチを受けているホームレスを助けたり、ヤクザに攫われた女性を救ったりと彼が助けれる範囲ではありますが、人のために尽くそうとします。
サイボーグの身体で出来ること
突然、サイボーグになった身体ですが本人も気付かない機能がたくさんあります。
例えば、ロケットを射出したりも出来ますし空を飛ぶこともできます。学生がホームレス狩りをしている時は、その連中の顔を認識し、SNSアカウントを特定→ネットやTVにホームレス狩りをしている動画を晒すということまでやっています。
他にも、スマホを身体の中に内蔵できるのでスマホがなくても通話ができるようになったりします。聴力(集音マイク?)も格段に良くなったので、これで助けを求める声を拾いいち早く現場に駆けつけることができます。
犬屋敷の敵
サイボーグの身体を手に入れてから、ホームレス狩りと戦ったりヤクザの本部にかちこみを入れたりするのですが、メインの敵は自分と同じようにサイボーグにされた青年です。
実は隕石が落下した際に、公園には犬屋敷の他にもう一人青年がいました。 そのことを覚えていた彼は同じ境遇の仲間にいつか会いたいなと思うのですが、それは別の形で実現します。
ある日、助けてと叫ぶ女性の声をキャッチします。犬屋敷が現場に駆けつけると一家が惨殺されている凄惨な現場に遭遇します。その時の犯人が自分と同じようにサイボーグにされた獅子神 皓(ししがみ ひろ)という青年で、彼はサイボーグの力を人助けではなく自分の欲望を達成するための手段に使います。
犬屋敷とは正反対の行いをやっているのですが、この青年こそが犬屋敷の敵となります。ただ、最新巻で敵なだけであって今後また新しい敵が出てくる可能性は多いにあると思います。
奥浩哉先生の作品なので、読者も予想しないサプライズがありそうな。
2015年8月時点で、いぬやしきは4巻まで発刊されていますが獅子神がとうとう警察に捕らえられそうになり逃げ出すシーンまで来ています。
かなりの人間を興味本位で殺していたので、当然っちゃ当然なのですが・・・
まとめ
いかがでしたでしょうか。最新巻でもまだサイボーグになった経緯などは明かされていません。隕石が落ちた後の現場では、宇宙服を着た小人のような者が作業をしていましたね・・
まだまだこれから盛り上がっていくと思うので続きが気になる作品でもあります。まだ読んだことがない人はオススメの作品ですのでぜひ参考にしてみて下さい。
さらにいぬやしきの原作者である奥浩哉先生の代表作『GANTZ』がフル3DCGで映画化されますね。
公開は2016年10月だそうです。こちらも楽しみ。
まじか。GANTZ(ガンツ)がフル3DCGアニメで今秋放映決定!
さらに!いぬやしきが実写化することになりました。
主人公のいぬやしきのおじいちゃん役は木梨憲武さん。そして、敵役には佐藤健さん!これは楽しみですねぇ。
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