聲の形の作者が描くSF漫画「不滅のあなたへ」
不死の能力を持つ生物が旅をしながら様々な人と出会い成長していく物語。
今回はその不滅のあなたへの3巻を読んだ感想となります。
ネタバレも多分に含んでいますので、不滅のあなたへのネタバレがNGな人はこちらの記事をどうぞ。
不滅のあたなへのネタバレがOKな人はそのまま読み進めてください。それではどうぞ!
不滅のあなたへ3巻のあらすじ
マーチとの別れを済ませ、ニナンナ国を旅だったフシ。
フシは祈祷師と行動を共にし、祈祷師の故郷である国を目指します。
ここで出会うのはグーグーというこれまた不幸な境遇を背負った男の子。
グーグーとの出会いが不死を変えていく
グーグーは身寄りのない孤児で血の繋がらない兄と一緒にその日暮らしをしていました。
しかし、その兄もグーグーの貯金を奪って逃走。
独り身となったグーグーですが、ある日事故から少女を助けるわけですがこの時に顔面に治療不可能なくらいの傷を負います。
この時に酒じいというどぶろくを作っている老人に助けられますが、ここからグーグーの運命は大きく変わっていきます。
グーグーとフシの出会い
酒じいの元で素顔を見られないように働くグーグー。
そして、この酒爺のもとにフシを伴った祈祷師が訪れます。祈祷師が言っていた故郷とはこの地域のことだったわけです。
そして、酒爺、祈祷師、グーグー、フシの四人の共同生活が始まります。
店に訪れたリーンという名の少女
4人の共同生活が始まりしばらくした後にリーンという少女が店を訪れます。
彼女はフシのことが気に入ったらしく、自分も酒爺が経営するお店に住むことを提案してきます。
実はこのリーンこそがグーグーが怪我を負ってまで助けた少女。
グーグーはこの顔の傷を隠すためにいつも仮面を被っているのでこの少女が気づくはずもありません。
ノッカーの襲撃
リーンも加わり楽しく過ごしていた5人ですが、久しぶりにフシの敵が出現します。
そうです、ノッカーです。
この時にグーグーは酒爺の酒と火を駆使してノッカーを撃退することに成功しますが、この時に酔った勢いでリーンに告白してしまいます。
それから4年が経過
ノッカーとの戦いから一気に時間は流れ4年の歳月が経過します。
この4年の間はフシは最初の青年の以外の姿に変身せず、青年の姿のままで歳を取ります。
ヒゲが生えたり、ニキビができたり。
そして、グーグーやリーンも成長していきます。(当然ですが)
変わらずリーンはグーグーたちのところに足繁く通ってきますが、年齢を重ねた二人は次第に恋に落ちていきます。
不滅のあなたへ3巻の感想
短期でグーグーの側から離れると思いましたが、4年以上も一緒にいるケースは珍しいなと感じました。
フシは変身をしなければ、その変身した姿でそのまま年齢を重ねていくという新しい発見もありました。
観察者からしてみれば、これはフシの成長が一切進行していないということなのでしょうが、仮にマーチの姿だったらマーチとして年齢を重ねたということになりますね。
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