聲の形の作者が描くSF漫画「不滅のあなたへ」
不死の能力を持つ生物が旅をしながら様々な人と出会い成長していく物語。
今回はその不滅のあなたへの2巻を読んだ感想となります。
ネタバレも多分に含んでいますので、不滅のあなたへのネタバレがNGな人はこちらの記事をどうぞ。
不滅のあたなへのネタバレがOKな人はそのまま読み進めてください。それではどうぞ!
不滅のあなたへ2巻のあらすじ
マーチと呼ばれる生贄に捧げられそうになった少女を結果として助けたフシ(マーチが名付けた)ですが、マーチたちと一緒にヤノメ国へと向かいます。
これはマーチたちの国の掟であるオニグマ様への生贄を拒否したからです。
ヤノメ国の国民として受け入られるはずのマーチやパロナでしたが、ヤノメ国では奴隷としての扱いを受けてしまいます。
ニナンナに派遣されていた女戦士のハヤセが騙したわけですね。
脱走を企てるパロナ
しかし、捕まってからパロナはマーチと脱走することを企てていました。
なんとか脱走に成功するもののハヤセ率いる追っ手がすぐそこまで迫ってきます。
ハヤセの目的は犬。つまりは不死の存在であるフシがヤノメ国の役に立つと思い、フシだけは捉えようと必死で追いかけてきます。
しかし、この時にハヤセが放った矢からパロナを助けるためにマーチが身代わりになります。
フシがオニグマへ変身
マーチを傷つけられたことでフシはオニグマへ変身し追っ手を襲撃します。
フシには自分が刺激を受けたものに変身できる能力を持っています。
ハヤセに深手を負わせ、パロナを背負ったままニナンナへ帰還します。
マーチが死んだことを両親に伝えるパロナ。そしてパロナはフシに追っ手が迫っているので国から離れることをすすめます。
祈祷師と別の国を目指す
ニナンナを発ったフシはこの時に一緒に逃げてきた祈祷師と合流し、祈祷師の故郷を目指します。
この祈祷師から文字や言葉などを旅の道中で学んでいきます。
しかし、この時にフシは初めて自分の敵となる存在と遭遇します。
フシの敵
森の中でフシの周囲をツタのようなものが這い回ってきます。
次の瞬間、そのツタに貫かれるフシ。この時、ツタは姿を変えてフシが最初に出会った青年のような姿になります。
このツタの正体はノッカーと呼ばれる存在で、フシの姿や記憶を奪います。
つまり、この瞬間青年との記憶と姿が奪われてしまったということです。
そして、この時にフシの傍らには黒いフードを被った男?のような人間が出現しフシにノッカーがフシの敵で戦い自分の姿・記憶を取り戻すよう促します。
この時にフシはオニグマの姿になることで最終的には勝利します。
不滅のあなたへ2巻の感想
1巻では初めてフシがあった青年が無念にも死亡しました。
その次に出会うのがマーチという女の子なのですが、このマーチも死んでしまいます。
えーと、、、この流れは毎回フシが出会った人は死んでその悲しみを糧に乗り越えていくという流れでしょうか。
かなり悲しすぎますけど物語にぐいぐい引き込まれていきます。
そして2巻の後半で出てきたフシの敵と言われる存在。
植物のツタの集合体のような化け物で現時点ではその目的や思想などはあまり分からないですね。
さらにフシを作ったという観察者も2巻で初めて登場します。
観察者が言うには「私たちには大きなる目的がある。この世界を保存することだ。そしてこいつ(ノッカーのこと)は、その計画を阻むために放り込まれた存在だ」
この発言から読み取れるものは、
- フシを作ったのは神様のような一なる存在ではなく、ある特定の目的を持った集団?
- ノッカーを送り込んだのは、その目的を阻む単数もしくは複数の存在
どうやら敵も観察者と同じような存在がいるようですね。
ますます気になる不滅のあなたへの世界観。続きが楽しみです。
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